こんにちは。時短父さんです。
米ユニオン・パシフィックは2019年第2四半期の決算を発表しました。内容は良かったです。
売上高は55.9億ドルで、前年同期比0.3%減少しました。
営業利益は22.6億ドルで、同7.7%増加しました。燃料費が前年同期比で4%減少したのが、寄与しました。
純利益は15.7億ドルで、同4.0%増加しました。
希薄化後EPSは2.22ドルで、前年同期の1.98ドルから12%増加しました。
ユニオン・パシフィックのランス・フリッツCEOによれば、今期は卓越した営業パフォーマンスで、四半期としては過去最高の営業係数59.6%を記録したとのことです。
品目別の貨物収入の推移は以下の通りです。
農産物が11.5 億ドルで、前年同期比3.7%増加しました。
エネルギーが9.6億ドルで、同13.1%減少しました。
工業製品が14.9億ドルで、同4.0%増加しました。
高価格品が16.2億ドルで、同2.1%減少しました。
キャッシュフローの推移は以下の通りです。
営業CFは39億ドルで、前年同期比で3.3%減少しました。投資CFは-16.1億ドルで、同0.9%減少しました。よって、フリーCFは22.9億ドルで、同4.9%減少しました。
営業CFマージンは35.5%でした。
通期の見通しについては、数値的な言及はありませんでした。引き続き中期経営計画を実行して行くとのコメントがありました。
決算発表を受けて、ユニオン・パシフィックの株価は5.8%上昇しました。前日の下落分を取り戻しました。
ユニオン・パシフィックの業績は、米国内もしくは北米圏の経済状況にかなり依存していると思います。鉄道路線網は(航空機のように)簡単には増やしたり、減らしたりできませんからね。でも、米国依存が悪い訳ではなくて、むしろ安定感をもたらしてくれるのだと思います。
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