こんにちは。時短父さんです。

最近は米国株にしか追加投資していませんが、日本株も一部持っています。そのなかでも株価も配当もパフォーマンスが良いのがエフティグループ(2763)です。光通信の子会社で、OA機器の販売や電力販売、通信セキュリティサービスなどを手掛けている会社です。大手でもないし、事業内容も地味なので、ご存知ない方も多いことと思います。

久しぶりに同社の株価チャート見てみたら、ちょっとびっくりしました。ここ1ヵ月の株価が38%も上昇しているのです。
エフティ株価チャート(2019年7月3日)

何でかなと思って調べてみたら、2つの要因があることが分かりました。

一つは、6月18日発表のデジタルデータソリューション株式会社(DDS社)との包括業務提携契約です。
発表資料によると、DDS社はPC やスマートフォン、IoT 機器等の端末からネットワークを介してデータセンターまでのあらゆるデータトラブルを解決する企業です。

同包括業務提携には、同業種企業に対する優先情報享受権を取得する内容が含まれており、今後DDS 社が新規に開発する商品及びサービスについて、エフティグループに優先的に情報共有を行うことになります。

エフティグループは、通信関連の事業(ネットセキュリティ装置・ファイルサーバー・ビジネスホンの販売など)を行っていますので、ビジネスシナジーが見込めると判断したようです。

もう一つは、自社株買いです。
自社株買いの決定自体は、6月12日の取締役会での決定事項(9月15日までに上限50万株取得予定)でした。先日発表された資料によると、6月末時点で、上限の約1/4にあたる11.6万株(1億6千万円)の取得を終えました。あと3ヵ月で残りの3/4も取得するかは不透明ですが、上限金額は7億5千万円なので可能ですし、取得ペースとしては完了しそうです。


株価上昇により、配当利回りは低下しているものの、それでもまだ3.7%あります。同社は増配を継続的に行っており、高配当株投資家にとっては、魅力的な投資先と言えると思います。

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