こんにちは。時短父さんです。
日本たばこ産業(JT)は、5月の国内たばこ販売について、その本数と売上収益を発表しました。
紙巻き販売数量は66億本で、前年同月比7.4%減少しました。1~5月累計本数は311億本で、前年同期比6.7%の減少でした。

8ヶ月連続で前年実績割れです。販売数量の減少はなかなか歯止めがかからないように見えますが、そうではありません。
2018年5月の販売数量は、その前年5月比で12%超の減少だったので、減少幅は縮まっていています。
前月比では販売本数に変わりはありませんでした。一方、紙巻きたばこの売上収益は428億円で、前年同月比0.6%の減少でした。累計では2004億円となり、前年同期比0.5%増でした。

こちらも改善の兆しが見られます。2018年5月の売上収益は、前年5月比12%超の減少でしたので、大きく改善できています。
前月比では、0.2%の微増となっています。国内紙巻たばこの単月シェアは61.9%でした。前月比で0.1ポイント減少しました。

また注目したいのは、販売数量の減少幅と売上収益の減少幅の差です。
販売数量が減少することは、健康志向やら増税やら諸々のことがあるので、それは自然な流れです。だから6.7%の減少も理解できます(減少幅は緩やかなら尚良いけど)。
そうしたなかで、売上収益が0.6%減に留まっているのは、何故でしょうか?そう、プライシング戦略が上手く機能しているからですね。簡単に言えば、価格を上手くコントロールできているのです。
実際、JTの主力紙巻きたばこの「メビウス」は、2018年10月に440円→480円に値上げされました。「ナチュラル・アメリカン・スピリット」も480円→520円になりました。
どんなに値上げされても、吸いたい人たちは買い求めるから、収益面での影響は限定的なのですね。
それに経営陣もそんなことはわかっているはずで、加熱式たばこに注力したり、海外事業を拡大させたりしています。国内の紙巻きたばこは、あくまでも事業ポートフォリオの一部です。収益低下に歯止めが掛かれば、JTの業績全体への過度な心配は不要だと思います。
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