こんにちは。時短父さんです。
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米航空機関連メーカーのユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)について、先日米防衛関連メーカーのレイセオン(RTN)との合併交渉が発表されていました。合併が実現したら、ボーイング(BA)に次ぐ規模の航空・防衛関連企業が誕生することになるのですね。

話題のUTXですが、同社の配当状況について調べてみました。

以下は、株式分割後の四半期配当(支払月ベース)を積み上げたグラフです。同社は株式分割時に特別配を支払う傾向がありますが、その分は含めていません。
配当推移

次回(9月)の支払分については、10日に発表がありました。配当額は0.735ドル(前回と同じ)で、権利落ち日は8月15日です。

連続増配年は2018年までで25年間です。2019年の12月支払い分に減配がなければ、26年間連続増配に記録を更新します。

上の線グラフは、増配率を表しています。ここ10年くらいは減少傾向となっていて、2016年からは1桁台の増配率です。

増配率のグラフを見ても分かりますが、一度もマイナスになっていませんね。つまり1972年から47年間減配なしを続けています。増配がない年(7回ありました)でも、減配がないだけも投資家としては安心ですね。

継続して配当が出せる背景には、比較的安定したキャッシュフローがあるからです。下は過去10年間のキャッシュフローの推移です。2012年と2018年を除いては安定しているのがわかります。
UTX

航空関連メーカーはやはり設備投資が必要でしょうから、将来のキャッシュ創出のために一時的には投資CFが大きくなるのは、致し方ないことなのかもしれません。

過去の配当状況を見ると、今後も減配の心配はしなくてよさそうです。キャッシュフローは若干ボラティリティが高いですが、航空会社の株式を持つよりは安心感があるのは間違いなさそうです。

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