こんにちは。時短父さんです。

米ヘルスケア関連のユナイテッド・ヘルス・グループ(UNH)は、14日に権利落ち日を迎えます。同銘柄に投資を検討しているなら(検討していなくても)、同社の配当履歴はチェックしておきたいところです。

同社公式サイトで確認したところ、1990年から配当情報の掲載がありました。
四半期配当制に移行したのは2010年からで、それまでは年1回の期末配当のみだったとのことです。

支払日ベースで過去の配当金(株式分割考慮済み)と増配率の推移をグラフ化したところ、以下のようになりました。
配当と増配率推移

2009年までは、ほとんどグラフでは見えない状態に・・・それでも毎年の配当は維持しており、増配率100%(つまり前年の2倍)という年が5回もありました。例えば、1993年~1994年は0.001875ドル→0.00375ドルといった感じです。

四半期配当に移行した2010年は、なんと1250%(13.5倍)も増配していました。2010年の四半期配当0.13ドルだけで、前年の年間配当0.03ドルを大きく超過しています。

今回、権利落ちを迎える配当額は1.08ドル。前回は0.90ドルでしたので、20%増配です。

現在までの連続増配記録は10年です。とりわけ長いという訳ではないですね。それでも注目したいのは、先のグラフでもわかるように、増配率(線グラフ)が一度もマイナスになっていない点です。つまり、1990年から約30年間減配が一度もないのです。

30年間も企業を経営していれば、配当を減らしたくなるくらいの業績の時もあったでしょう。それでも配当を維持したのは、株主還元姿勢が強い証拠と言えると思います。

連続増配期間中の増配率は、20%~30%といったところです。短期的には申し分ない増配幅ですが、中期的には10%台前半に低減していくことになるでしょうね。

UNHは、連続増配銘柄としての実績は小さいですが、株主還元には積極的と言え、配当重視の投資家には恩恵をもたらし得る銘柄と言えそうです。

UNH株に興味を持ったらポチっとお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ