こんにちは。時短父さんです。
米コングロマリットの3M(MMM)が一部事業の売却を発表しました。
売却の対象となるのは、パーソナルセーフティー部門のうち、ガス・炎を検知する機器などを製造する事業です。

売却先はテレダイン・テクノロジーズ(TDY)で、売却額は2.3億ドルです。今回の事業売却は、テレダイン側からの提案によるものでした。

テレダイン社は、デジタル画像機器や関連するソフトウェア、航空宇宙と防衛分野のエレクトロニクス等を手がける企業です。
ガス・炎検知事業は、既存ビジネスとの相乗効果が見込めるとしていて、長期的に環境分野における中核的な存在になるだろう、と同社幹部は述べています。
一方、3Mのパーソナル・セーフティ部門を統括する副社長によると、同事業の売却を完了した後、同部門の事業ポートフォリオ内で他事業に焦点を当てるそうです。部門内の事業再構築を進めるのでしょう。
3Mのパーソナル・セーフティ部門は、世界中の労働者の安全衛生、生産性の改善に寄与していますね。同部門の事業は、労働者一人ひとりの安全を守る装備を提供していて、この分野では第一人者です。
3Mの製品が活躍するのは、製造、建設、石油・ガス、鉱物、公益、防衛など多岐に渡っています。それらは、労働者の肺機能や呼吸器の防護、騒音防止、落下防止、頭部や目の防護に役立っています。
さて、今回の事業売却は2019年の第2四半期に完了する予定ですが、3Mの決算 への影響はどうでしょうか?
影響は軽微だと思います。3Mの2018年売上高は327億ドルに対して、同事業の年間売上高は1.2億ドル(約0.7%)程度です。
2.3億ドルでの売却は、希薄化後EPSを0.2ドル押し上げると、3Mは見込んでいます。
第1四半期の決算発表以降、3Mは事業ポートフォリオの見直しを急いでいるように見えます。
5部門あったポートフォリオを4部門に再編し(これは以前から発表あった)、医療分野を強化するために米医療メーカーのアセリティを買収すると発表していました。そして今回の一部事業の売却。
一連の事業見直しの効果が出て来るには、多少の時間がかかるでしょう。また一時的には、財務の悪化は避けられないかもしれません。
そんな懸念から株価はかなり安くなっています。

しかし、同社の製品が世界中で広く使用されていることを考えるなら、これくらいの困難は乗り越えられなくはないでしょう。
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