こんにちは。時短父さんです。

製薬業界についてはあまり詳しくないので、メルク(MRK)という会社もほとんど聞いたことがなかったのですが、ダウ構成銘柄でもありますし、気になったので、業績や配当について調べてみることにしました。

もとはドイツの製薬メーカーのようですね。第一次大戦時に同社のアメリカ事業と資産が没収されて、独立したのが始まりだそうです。今では世界的な製薬メーカーだと。知っていて損はないと思います。

さて、メルクの業績推移は以下のようになっています。
業績推移

売上規模は400億ドル(約4.4兆円)です。近年の売上高は横ばいとなっています。
純利益とEPSは増減が激しいように見受けられます。成長している!という感じではなさそうですね。

ちなみに2018年の世界の製薬メーカー売上高ランキングでは、メルクは4位となっています。GSKやJ&Jの医薬品部門の売上高と同等規模です。日本の武田製薬が1.8兆円なので、メルクはそれの2倍以上の規模です。

メルクのセグメントは主に二つ。
製薬と動物医療(アニマルヘルス)です。
セグメント別売上高

製薬は、腫瘍・ワクチン・糖尿病などの分野の売上が大きいです。2018年の製薬セグメントの売上高は、376億ドルで前年比6.5%増でした。
動物医療というのは、家畜やペット関連を扱っているようです。同セグメントの売上高は42億ドルで、同8.7%増でした。


地域別の売上高比率は、米国が44%、EUが24%、日本が8%、アジア太平洋が12%などとなています。同社の起源がドイツだということをよく反映している構成比率です。日本もそれなりに貢献しているのですね。
地域別売上高比率

メルクの配当は安定的なようですが、配当性向(線グラフ)に注目したいです。
配当性向

過去8年間で配当性向100%超えが4回もありました。その他の年も軒並み高い水準となっています。利益以上に配当を出しているので、不安になる配当政策です。確か武田製薬も同様な配当政策だったように記憶しています。製薬メーカーはそういう傾向にあるのでしょうか。

配当と増配率

メルクのサイトで確認できる範囲では、連続増配は9年です。2013年~2018年は一貫して2%の増配率を維持してきました。しかし、2019年は四半期配当を前年の0.48ドルから0.55ドルに増やしましたので、15%増配となる見込みです。

連続増配を維持するためとはいえ、配当性向100%超えが短期間に何度もある点を考えると、投資対象としては慎重にならざるを得ません。

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