こんにちは。時短父さんです。

職場に日本株をやっている同僚がいるのですが、彼が3メガバンクの一角に投資しました。三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)に2単元200株だそうです。株価は505円ですから、約10万円ですね。


買付けたことを教えてもらう1週間くらい前から、スマホで配当利回りが5%前後あることを見せてくれていました。
どう?みたいな感じで。
その同僚曰く、(銀行が)なくなっちゃうことはないよね、とのこと。

まぁ、確かにね。配当が欲しければ、銀行株はアリかもしれませんね。三菱UFJ以外のメガバンクも、同等の配当利回りになっています。10万円投資して、年間配当が2500円かぁ。

定期預金に100万円入れても、利子がたったの数百円であることを考えたら、銀行の株主になってしまった方が良いように思えます。3メガバンクなら、ほぼ安泰でしょうしね。年間配当は25,000円で、受取利子の100倍以上の利回りは魅力的です。

まぁでも銀行株に100万円は投資できない、というか、したくないですね。

第一に株価が冴えなさ過ぎます。配当重視だから株価が好調かは関係ない、とは言えません。定期預金の代わりに資金を銀行に預ける(投資する)のに、資産額を目減りさせては意味がない。世界的な金融危機が起きれば、銀行株を直撃するのは目に見えており、狼狽売りしかねないです。

【三菱UFJFGの株価推移】
UFJ

【みずほFGの株価推移】
みずほ
【三井住友FGの株価推移】
三井住友


もう一つは減配リスクが付きまといます。2006年以降、3メガバンクでは三菱UFJは1回、みずほは2回、三井住友は1回の減配をしています。配当重視の投資で一番の敵は減配です。確かに三菱UFJと三井住友は、増配傾向にありますので、減配リスクは低いかもしれません。ただ過去に例があると、簡単に繰り返してしまうもの。

【配当推移】
配当推移

過去の配当推移を見ると、3メガバンクではみずほが一番減配リスクが高そうです。増配もほとんどしていないし。投資するなら、三菱UFJか三井住友になるでしょうね。

銀行株の配当利回りは魅力的ではあり、一見定期預金の代わりになるかなと思えます。しかし、諸々のリスクを考慮するならば、少額から投資することをお勧めします。


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