こんにちは。時短父さんです。

5月24日はジョンソン&ジョンソン(JNJ)の権利落ち日です。四半期配当も0.90ドルから0.95ドルへと増配しているので、買い増しをしようとしている投資家も多いことと思います。
ただ、一般的には権利落ち日は株価が下落しますので、配当をもらう権利を持ったからといって、安心は禁物です。
今回はJNJの過去(2010年から)の株価推移から、前日比で権利落ち日の株価騰落率がいくらだったのかを紹介します。

では行きますよ!
【2010年~2011年】
2010-2011

【2012~2013年】
2012-2013

【2014年~2015年】
2014-2015

【2016年~2017年】
2016-2017

【2018年~現在】
2018-

結果は以下の通りになりました。
平均騰落率 -0.62%
下落回数 31回
上昇回数 6回
最大の下落幅 -3.27%(2015年8月21日)

ほとんど下落しているのですね。
ということは、次回権利落ち日の5月24日は、前日比で0.6%程度下落してもおかしくはないです。

過去の事例では、権利落ち日に株価は下落していましたが、これは権利確定させて株式を売ったということです。でも、その後の株価はどうっだんでしょうね?
以下、権利落ち日を含む5営業日目と同10営業日目の株価も調べてみました。すると以下のような結果になりましたよ。

5営業日目
平均騰落率 -0.20%
下落回数 22回
上昇回数 15回

10営業日目
平均騰落率 0.02%
下落回数 15回
上昇回数 22回

つまり、権利落ち日で株価はいったん下落しても、時間の経過とともに株価は戻す傾向があることが分かりました。

よって、5月24日には一時的に株価は下落するでしょうが、その後は回復またはそれ以上に上昇することが見込めます。JNJに限って言えば、権利落ち日前に買い増すのはアリです。


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