こんにちは。時短父さんです。

エフティグループ(2763)が2019年3月期の最終決算を発表しました。内容は良かったです。

売上高は458億円で、前年比11.2%増加しました。

営業利益は56億円で、同17.9%増加しました。

純利益は37億円で、同34%増加しました。

希薄化後EPSは112.96 円となり、前年の83.28円から大幅に増加しました。
エフティグループ 業績推移

四半期毎の売上高を見てみても、1年を通じて全ての四半期で前年を超えました。
エフティグループ 四半期毎売上高推移(20184Q)

セグメント別の業績は以下の通りです。
【法人事業】
売上高 365億円(前年比23%増加)
セグメント利益 47億円(同0.3%減少)

・小売電力自社ブランド「エフエネでんき」のユーザー数が大幅増加
・情報通信サービスはネットワークセキュリティ関連が増収増益
・蓄電池販売は好調だったが、ASEAN地域では減収

【コンシューマ事業】
売上高 108億円(前年比9.1%減少)
セグメント利益 12億円(同143%増加)

・蓄電池の販売が好調
・インターネット回線サービス「ひかり速トク」のサービス利用料のストック収益が貢献


キャッシュフローの推移は以下の通りです。
エフティグループ CF推移
FY2018は営業CFが大きく減少しました。税引き前純利益は前年比で増加したものの、長期前払費用の増加などによります。
また投資CFが拡大しました。投資有価証券への支出が増えたことなどによります。
よって、フリーCFはマイナスになりました。営業CFマージンは2.7%に急落しました。

FY2019の見通しについては、以下のように発表しました。※IFRSへ移行
売上高 480億円
営業利益 60億円
純利益 38億円
基本EPS 117円

FY2018はなかなかの好決算でしたね。保有する日本株では、唯一業績が好調な銘柄です。

しかも、嬉しいニュースがありました。好決算を受けて、2月に修正発表していた期末配当(29円)がさらに4円増配(計33円)されることになりました。年間配当は58円となり、前回実績の42円から16円(38%も!!)増配です。
エフティグループ 配当推移(20184Q)

FY2019については、FY2018の実績より1円増配(中間26円、期末33円)を予定しています。
それでも配当性向は50%なので、増配余地はまだあります。FY2019の業績が予想通り、または少しでも上振れれば、増配が発表される可能性は高そうです。

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