こんにちは。時短父さんです。

日本人だからといって、日本株を買わないといけない理由はありません。

日本証券業協会の最新の調査によると、日本人で株式を保有している人の割合は12%ちょっとです。投資信託や公社債などへの投資を含めても、18%程度だそうです。
投資をしている人は珍しい存在だというのは、なんとなく想像はできていました。5人に1人しか投資していなくて、8人に1人しか株式を保有していないとは。

さらに、その珍しい投資家のほとんどが日本株に投資をしているという実態があります。96%ですって!!
米国株など外国株への投資は1桁台の前半でしかないです。外国株投資家はまさに希少動物なのですね。
保有株式の種類
(引用:日本証券業協会、加筆:筆者)

最近は日銀とGPIFが買い支えしている実態はあるものの、日本人が何故日本株ばかり買う(保有する)のかと言えば、それはホームカントリーバイアスがかかるからです。

ホームカントリーバイアスは、資産運用においてその保有割合が自国商品に偏ることを言います。一般的に資産運用においては、投資家が市場・商品・リスクを理解したうえで投資しますから、外国のことより自国のことを理解しているのは自然なことと言えます。
これは日本人だけでなく、世界共通なのだそうです。中国人は中国株を、イギリス人はイギリス株を中心に置くということです。

でも、このホームカントリーバイアスがあるからといって、日本人なら何も絶対に日本株を買わないといけないなんてことはないですよね。日本株よりパフォーマンスが良いところを探したっていいわけです。

ちょっとここで、時価総額について見てみます。
改めて確認しますが、時価総額は発行済み株式に株価を掛けて計算します。企業価値を評価する際の指標の一つです。一般的に、企業の利益や資産が大きいと、時価総額も大きくなります。また株価を掛けるので、実績だけでなく企業の将来的な見通しも反映しています。
時価総額2019年3月

日本株の時価総額は世界全体の8%程度です。一方で、米国は55%と他を圧倒しています。
中国は世界第2位の経済大国なんていいますが、時価総額でみれば大したことないですね。
企業の規模も業績や将来への期待も日本より米国の方が優れていることが分かります。

それは株価のパフォーマンスにも表れています。
SP500とTOPIX
チャートは2000年からのTOPIXとS&P500の月次推移です。TOPIXは同期間に横ばいだったのに対して、S&P500は2倍になりました。

この勢いというか、調子がこのままずーっと続くなんてことはないし、いつかは停滞する時が来ると思います。しかし、長期間運用しようと思うなら尚更ですが、どちらに投資したくなるかは明らかですよね。

日本人だから、日本企業を応援する意味で投資したくなる気持ちもわかります。でもね、そういうのは機関投資家とかがやっているから、敢えて個人投資家がやらなくてもいいんじゃないでしょうか。

私たち個人投資家がやるべきは、自分の資産を増やしたり、自分年金を作ったりすることに注力したらいいと思うのです。そのためには、日本株では十分ではない。バイアスは捨てて、素直に米国株に投資した方が早いと思いますよ。

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