こんにちは。時短父さんです。

「頑張って、頑張って、頑張りましょう!」
集団左遷

TBS系日曜ドラマ『集団左遷!!』(原作:江波戸哲夫著『集団左遷』『新装版 銀行支店長』)で福山雅治演じる片岡支店長の口癖です。部下を鼓舞するのに、「頑張る」をやたら多く口にするので、違和感が否めないのは、私だけでしょうか?

当ブログは芸能ブログではないので、ドラマについての批評はここではしません。
その代わりに、頑張ることを止める生き方について、少し考えてみたいと思います。

頑張れば報われる時代は終わりました。
頑張れば報われる時代とは、高度経済成長期です。人口も増えて、消費が拡大するなかでは、自分が頑張って働けば、その分自分の利益になりました。経済的には豊かになれたのです。

現代は、以前と比較にならないくらいグローバル化が進み、消費嗜好も多様化しました。これまでの働き方や生産方法が通用しなくなったのです。自動車大手のトヨタの社長も、先日の決算会見で「仲間づくり」がキーワードだと述べていました。資本で傘下に収めるだけではなく、様々なつながりが重要になるということです。

個人に落とし込んでみると、一家の大黒柱と言われた夫(男性)が会社で働き、妻(女性)は家事・育児を担当するというのが一般的な時代がありました。どちらも担当した分野を頑張る。確かに、一見効率は良さそうです。しかし、これは社会や家庭内に歪みや無理を起こしかねないやり方になってきました。

現在では、共働きが一般的になりつつあります。自分がある分野を専門に頑張るのではなく、他人(自分ではない人)の力を借りていいんだよと。

お金を稼ぐやり方もそうです。
お金を稼ぐのは、経済的に豊かになるためです。安心を手に入れるためです。
しかし、自分が稼がねば、自分が養わねば、自分が頑張らねば、となっていませんか?
自分が頑張ろうとし続けている限りは、どこかに無理が来ます。自分だけでは豊かにもなるにも限界があります。

自分が頑張らないなら(働く量を減らすなら)、奥さん(旦那さん)に働いてもらいますか?
それも一つの手です。少なくとも一人より、二人で働いた方が稼ぎは増えますから。

でも家庭内ではせいぜい二人が限界でしょう。しかも二人ともフルタイムで働き続けるのは、育児や家事を考えるとなかなか大変なことです。

もっと自分たちが頑張らないでもよい方法あるか?
あります。不労所得です。

不労所得は投資によって得られます。これは究極的に、他人の力を借りて稼いでいることです。投資先の会社の役員・社員が一生懸命働いてくれて、投資家のために利益を生み出します。その利益の一部を配当という形で還元してくれるのです。

不労所得があれば、自分たちが遮二無二に頑張る必要性はなくなりますよね。だって、他人が自分たちのために稼いできてくれるのですから。

頑張るのが好きな人はそうすればいい。
でも、頑張るのが疲れたなとか、頑張らない生き方もしてみたいなという人は、やってみて下さい。不労所得は頑張らないあなたを応援してくれます(きっと)。

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