こんにちは。時短父さんです。

米南部のエネルギー会社のサザン(SO)が2019年の第1四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。

売上高は54.1億ドルで、前年同期比15.1%減少しました。これは事業会社の一つガルフ電力を売却したことによる売上減少です。

営業利益は36.9億ドルで、同168%増加しました。上記の資産売却益が発生したことにより、営業費用が大幅に減少したことが要因です。

純利益は20.8億ドルで、同122%増加しました。
資産売却分を除く純利益は、7.3億ドルとなり、前年同期の8.9億ドルから減少しました。

調整後EPSは0.70ドルで、前年同期の0.88ドルからは減少しました。
1Q業績

サザンのトーマス・ファニングCEOは、「サザンは一年の良いスタートを切れた」、「2019年1Qの決算には満足しており、通年の業績目標も達成に向けて良い位置にいる。加えて、(ジョージア州での)アルバン W. ボッグトル原子力発電所の進捗は順調」だと述べています。
原発
(写真はイメージ)

事業会社別の売上高を見てみます。
1Q事業会社別
・アラバマ電力は14億ドルで前年同期比4.4%減少しました。しかしながら、過去の推移を見てみると安定的に収入を得ていることが分かります。

・ジョージア電力は18.3億ドルで同6.5%減少しました。こちらも同様に安定的に推移しています。アラバマ電力と合わせて、この2社でサザンの売上高の6割を占めています。

・ミシシッピー電力は2.8億ドルで同5%減少しました。

・サザン電力は4.0億ドルで同20%減少しました。

・サザンガスは14.7億ドルで同10%減少しました。

ガルフ電力の売却があったとはいえ、全ての事業会社で売上高が減少していましたね。

用途別のエネルギー販売量(小売り)は以下の通りです。
1Q用途別
住宅用は年々減少傾向にあるようです。2019年1Qは前年同期比9.4%減少しました。
商用も前年同期比6.9%減少ました。
産業用は同3.1%減少したものの、推移としては横ばいです。

※ちなみに1Qにおけるサザンの総エネルギー販売量は482億キロワット時でした。東京電力の2017年の年間販売電力量が2,331億キロワット時ですから、サザンの規模は東京電力にやや劣る程度だと分かります。

決算発表を受けても株価は大きくは反応しませんでした。昨年末の下落以降は、ほぼ一貫して上昇を続けています。現在株価は53ドル台の前半で、2016年7月につけた54ドル半ばの最高値に迫る勢いです。
株価チャート 2019年5月3日

時短父さん自体はサザンを保有していませんが、株高にも関わらず配当利回りが4.66%もあるので、何だかとても魅力的に映りますね。PERも16倍だから割高とも言えません。エネルギー供給会社は、その業績が景気に大きく左右されることはないので(エネルギー価格で原価は左右されますが)、今の状況を考えるなら、買いもありかもしれません。


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