こんにちは。時短父さんです。
20191Q

米複合企業3M(MMM)が2019年第1四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

売上高は78.6億ドルで、前年同期比5.0%減少しました。市場予想80.2億ドルを下回りました。

営業利益は11.3億ドルで、同12.8%増加しました。

純利益は8.9億ドルで、同48.0%増加しました。

希薄化後EPSは1.51ドルで、前年同期の0.98ドルから54%増加しました。一方で、訴訟関連・環境問題関連の調整事項を除いた後のEPSは2.23ドルでした。予想2.49ドルを下回りました。
1Q業績推移
 
セグメント別では以下のような結果となりました。
20191Q2
Industrialでは、売上高29.2億ドル(前年同期比6.6%減)、営業利益5.8億ドル(同18.1%減)となりました。先進素材の販売は増加したものの、接着剤、テープ、研磨剤などの販売が減少しました。米国内とアジア・太平洋地域で減少しました。

Safety and Graphicsでは、売上高17.0億ドル(同4.2%減)、営業利益3.9億ドル(同17.7%減)となりました。個人向け衛生用品は増加したものの、交通関連・住宅関連で減少しました。

Health Careでは、売上高15.4億ドル(同0.3%増)、営業利益4.3億ドル(同5.7%減)となりました。食品や健康関連システム、医療消耗品は増加しましたが、医薬販売は減少しました。

Electronics and Energyでは、売上高11.9億ドル(同11.9%減)、営業利益2.8億ドル(同15.5%減)となりました。ディスプレイ素材やエレクトロニクス関連の販売が減少しました。アジア地域は減少しました。

Consumerでは、売上高11.2億ドル(同1.9%減)、営業利益2.1億ドル(同0.5%減)となりました。住宅ケア用品や消費者ヘルスケア用品の販売が落ち込みました。こちらもカナダやアジア地域で販売が減少しました。
1Qセグメント別業績推移

以下はキャッシュフローの推移(1Q)です。
営業CFは前年より大幅に増加しましたが、投資CFも増加しました。結果フリーCFはここ8年で初めてマイナスとなりました。営業CFマージンは13.3%でした。
1QCF推移

上記の業績を受けて、3Mのマイク・ローマンCEOは「第1四半期決算は3Mにとってがっかりしたものとなった。」とコメントしました。さらに「成長と利益率に影響を与えるエンドマーケットの停滞に直面しており、生産性を向上させ、費用を削減し、キャッシュフローを増加させるため、リストラを含む追加的な対応を取る」とし、全世界で2000人の削減を発表しました。対象は、パフォーマンスの悪い部門を中心に、全部門に及びます。これにより税引き前2.25億ドル~2.5億ドルを節約できるとしています。

3Mは通期見通しを更新し、一株利益(EPS)を8.53~9.03ドルとしました。訴訟関連費用を除いた、調整後のEPSを9.25~9.75ドルとし、前回予想(10.45~10.93ドル)から引き下げました。

決算発表と通期見通しの更新を受けて、3Mの株価は13%近く暴落しました。
株価チャート 2019年4月25日

個人的には、今年に入ってから新規で投資しており、先日も3Mを買い増したばかりです。よってこの13%の暴落により、大きく含み損を抱えることになってしまいました・・・
減収とはいえ、純利益は増加していました。この暴落で配当利回りは3%を超える水準になっているので、42年連続増配株であることも考えれば、今の時点で仕込んでおくのもありかもしれません。

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