こんにちは。時短父さんです。
個別株に投資してみたいけど、銘柄分析とか難しそうだし、時間もないし、という場合、従業員持株会で自社株へ投資はどうでしょうか。
従業員持株会は、上場企業の多くが採用している福利厚生制度の一つです。基本的にはその会社の従業員であれば、誰でも持株会員になる資格はあります。勤め先が直接的に上場していなくても、その子会社だったら、導入していることもあります。
持株会のメリット・デメリットについては、散々色々なブログで書かれているとは思いますが、改めて確認してみます。
メリット
①少額から投資できる
②給与天引きで確実に拠出できる
②給与天引きで確実に拠出できる
③会社から奨励金がもらえる場合がある
④配当金を自動的に再投資してくれる
デメリット
①買いのタイミングが自分で決められない
②機動的に売却できない(手順が煩雑)
②機動的に売却できない(手順が煩雑)
②仕事と資産を会社に依存
以上が一般的に言われているメリットとデメリットです。
私が思うメリットはもう2つあって、一つは自分が勤めている会社だから、外部の人間に比べて会社の内情がよく分かっている点です。
これは何もインサイダー取引云々の話ではありませんよ。従業員だって全ての部署や仕事に精通している訳ではないから、会社のビジネス全てを理解してはいないでしょう。それでも1年も働いていれば、特徴くらいは見えてくるものです。逆を言うと、働いていなければ見えないものがたくさんあります。意外と人手が掛かる仕事が多いなとか、無駄な仕事が多いなとか、人材育成に力入れているなとか、機械旧いなとか。
良い点がたくさん見つかれば、持株会に入ったままでいいですし、(残念なことですが)投資に値しないなと感じたら、止めればいいだけのこと。でも入ってみないと、そういう視点を持たないから勧めてみる訳です。
もう一つは、個別株の投資の練習になるかなぁと。
どんな個別株では投資スタイルにするかは置いておいて、積み立て投資とはこんなことなのかとか、ドルコスト平均法だと本当に小数点以下の株式を買えるのかとか、配当金の再投資で株数が増えるのを見るとか。何とく初心者なら経験しておいても良いであろうことを経験できる点が良いかなと思います。
最初から証券会社で口座開設して、個別株をやってもいいですが、練習できる環境があるならやってみとも良いと感じます。
事実私も個別株を始める前は、従業員持株会で運用していました。今ではリスク資産のほとんどは自社株以外の個別株ですが、投資の概要は学べました。
デメリットにも十分留意しつつ、個別株投資の練習としてやってみるのはありだと思いますよ。
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