こんにちは。時短父さんです。

毎月、給与明細を見ると数万円の社会保険料が天引きされています。自分で稼いだはずの給料なのに、手にすることもできません（涙）。

サラリーマンだから、厚生年金保険料を納めていますが、これは将来自分が受け取る分を積み立てているわけではありません。今現在、受給している人が受け取る年金の原資を納めているのです。だから今サラリーマンの人たちが将来受け取る現金は、今この世には存在していません。自分の子供たちが大人になり、働いて納めてくれる保険料を当てにしなければならないのです。

ご存知の通り、日本は少子化です。今後、人口減少と高齢化が更に進むと、保険料を納めてくれる人は減り、受け取る資格がある人は増えます。受け取る年金額を維持しようとするなら、納める保険料を上げるしかありません。事実、それは現在進行形です。納める側の負担を減らすには、受け取る額を減らすしかありませんが、納めてきた人にとっては受け入れ難いことです。だから、保険料を上げる方が簡単に行われる…

マジョリティ（高齢者）からマイノリティ（若者）に対するイジメみたいなもんです。

さて、現役世代はそんな年金を貰えると楽観していて良いのでしょうか？

まぁ、誰も楽観なんかしていないですよね。制度が早晩破綻するだろうというのは、誰の目からしても明らかです。

従って、私たちはいわゆる公的年金に頼るのではなく、自分年金を作る必要があります。

国もその辺りのことは半ば認めていて、国民が自分年金を作るための各種制度を整えています。

NISA、つみたてNISA、iDeCo、企業型確定拠出年金など、税制上優遇する措置を取っています。語弊を恐れず言うなら、税金納めなくて良いから自分たちで何とかして、と国が認めているのです。

国がお墨付きを与えている以上、私たちはこれらをできる限り利用すべきです。私はNISAで高配当株・連続増配株を買っていて、将来の自分年金作りを始めています。勤め先では、確定拠出年金のマッチング拠出を行い、税制上のメリットを享受しています。

自分年金作り（資産形成）の過程で税金が与えるインパクトは大きいので、その大部分を占める所得税、住民税合わせて20%がなくなるメリットは凄まじいものです。

将来に不安を抱えていたり、経済的により余裕のある生活を思い描くのなら、自分で備えることが大切です。国や政府を頼り切るなら、あなたの未来は暗い。