こんにちは。時短父さんです。
どうしても投資に踏み切れない人っていますよね。お金が減るのが怖いっていうのが主な理由だと思います。でもそれはそれで言いと思います。無理して投資して、精神的に不安定な生活を送ることになるんじゃ、意味ないですから。大きくは増やせないですけど、着実に増やせる方法は少なからずありますから、投資できない人は参考にしてみて下さい。
1.財形貯蓄
財形貯蓄は、企業の福利厚生の一環で導入している場合が多く、企業にお勤めの方なら聞いたことはある人も多いはずです。実際やっている人もいるかもしれません。
どんな制度でしょうか?
独立行政法人 勤労者退職金共済機構のサイトによると、以下のように書かれています。
財形貯蓄は、給与からの天引き(賃金控除)で行う貯蓄制度で、「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3つがあります。会社は社員の給与から毎月一定額を天引きし、これを財形貯蓄取扱金融機関に払い込みます。会社は制度を導入・運用することで、社員のライフイベント(結婚、マイホーム、教育、老後など)で必要となる資金づくりを支援することができます。
それぞれの詳細な説明は省きますが、一番のポイントは給与天引きされることでしょう。貯蓄ができない人の習慣というのは、通常「収入―支出=貯金」で成り立っています。給与天引きは、本人の手元に届かないお金なので、本人が支出のしようがありません。「収入―貯金=支出」に変えてくれるはずです。これだけでお金が貯まる習慣を身に着けることができますよ。
他にもお得な点があります。それは受け取る利子が非課税となるのです。この対象は使途が限定される「年金財形」と「住宅財形」のみですが、20%余りの税金が免除になるのは見逃せませんね。
また会社によっては、奨励金を出しているところもありますね。具体的な金額や割合については、会社規定や労使間協議で決まっていると思いますので、そちらをご確認ください。ちなみに時短父さんも独身時代に住宅財形を数年間やっていました。その時、毎月4万円の天引きで、半年に一回1万円ちょっとの奨励金を貰えたと記憶しています。利回りにしたら4.1%(=1万円÷(4万円×6ヵ月))ですから、悪くないですよね。
2.企業型確定拠出年金マッチング拠出
企業型確定拠出年金でマッチング拠出するのも確実に貯蓄できる方法の一つです。
企業型確定拠出年金は、企業が資金を拠出して、従業員がその運用をするものです。その資金の部分をより厚くするために、給与から一部を天引きして拠出すること(マッチング拠出)ができます。先ほどの財形貯蓄と同様に天引きですから、確実に貯められます。
確定拠出年金を”運用する”からといって、必ずしも株式や債券などの商品を保有する必要はありません。素晴らしいことに「元本確保型」の商品もあります。
例えば、時短父さんの勤め先で加入している確定拠出年金プランには、以下のようなものがあります。


財形貯蓄と何が違うのか?
一番の違いは、マッチング拠出分が非課税(所得控除される)となる点です。毎月3万円マッチング拠出したら、1年間で36万円分が所得から控除されるので、その分所得税が安くなりますね。ただこのマッチング拠出額には、会社拠出分を上回らないなどの規定があるので、会社規定などを確認して下さい。
運用益も非課税になりますが、元本確保型ではたかが知れていて、主たる目的にはならなさそうです。
財形で奨励金狙いか、マッチング拠出で所得控除狙いか、これは好みの問題ですね。両方やっても問題はありませんが。
3.iDeCo
これは企業型の確定拠出年金に入らない方(個人)向けの年金制度です。
詳しくは別の記事に譲りますが、基本は本人拠出分が非課税(所得控除される)、運用益が非課税、受取時が非課税などの税制上のメリットがあります。
こちらにも元本確保型の商品は用意されていますが、企業型に比べて商品数は少ない印象です。
楽天証券とマネックス証券では「みずほDC定期預金」のみ、SBI証券ではあおぞらDC定期(1年)、スルガ確定拠出年金スーパー定期1年など4種類でした。
4.ふるさと納税
最後にふるさと納税です。
ふるさと納税は、自分が応援したい市町村に寄附することで、お住まいの市町村にこれまで収めていた税金を付け替える制度です。それによって、寄附者の所得税が還付されたり、地方税が控除されたりします。例えば東京在住の時短父さんが、別の市町村に50,000円分の寄附をした場合、手数料2,000円を除いた48,000円分がまるまる控除または還付されるのです。
しかも、その土地の特産品を貰えるので超お得な制度と言えます。米、肉、魚、果物、野菜など日々の生活に欠かせない食材(しかもスーパーで買うより美味い)を、実質2,000円で食べ放題という訳です。米なんかスーパーで10キロ買ったら、3,000円はしますので、それだけでもとを取ったことになりますね。
こちらは直接お金を貯めるというよりも、支出を減らすということに重点を置いていますね。もちろん支出が減れば、その分貯められるので、強制力はないものの貯蓄家向きの賢いやり方であるのは確かです。
投資はできないけれど、お金は確実に貯めたい。そんな方にとって、いろいろなやり方があることが分かりました。はっきり言って、使わないと損しますよ。


どうしても投資に踏み切れない人っていますよね。お金が減るのが怖いっていうのが主な理由だと思います。でもそれはそれで言いと思います。無理して投資して、精神的に不安定な生活を送ることになるんじゃ、意味ないですから。大きくは増やせないですけど、着実に増やせる方法は少なからずありますから、投資できない人は参考にしてみて下さい。
1.財形貯蓄
財形貯蓄は、企業の福利厚生の一環で導入している場合が多く、企業にお勤めの方なら聞いたことはある人も多いはずです。実際やっている人もいるかもしれません。
どんな制度でしょうか?
独立行政法人 勤労者退職金共済機構のサイトによると、以下のように書かれています。
財形貯蓄は、給与からの天引き(賃金控除)で行う貯蓄制度で、「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3つがあります。会社は社員の給与から毎月一定額を天引きし、これを財形貯蓄取扱金融機関に払い込みます。会社は制度を導入・運用することで、社員のライフイベント(結婚、マイホーム、教育、老後など)で必要となる資金づくりを支援することができます。
それぞれの詳細な説明は省きますが、一番のポイントは給与天引きされることでしょう。貯蓄ができない人の習慣というのは、通常「収入―支出=貯金」で成り立っています。給与天引きは、本人の手元に届かないお金なので、本人が支出のしようがありません。「収入―貯金=支出」に変えてくれるはずです。これだけでお金が貯まる習慣を身に着けることができますよ。
他にもお得な点があります。それは受け取る利子が非課税となるのです。この対象は使途が限定される「年金財形」と「住宅財形」のみですが、20%余りの税金が免除になるのは見逃せませんね。
また会社によっては、奨励金を出しているところもありますね。具体的な金額や割合については、会社規定や労使間協議で決まっていると思いますので、そちらをご確認ください。ちなみに時短父さんも独身時代に住宅財形を数年間やっていました。その時、毎月4万円の天引きで、半年に一回1万円ちょっとの奨励金を貰えたと記憶しています。利回りにしたら4.1%(=1万円÷(4万円×6ヵ月))ですから、悪くないですよね。
2.企業型確定拠出年金マッチング拠出
企業型確定拠出年金でマッチング拠出するのも確実に貯蓄できる方法の一つです。
企業型確定拠出年金は、企業が資金を拠出して、従業員がその運用をするものです。その資金の部分をより厚くするために、給与から一部を天引きして拠出すること(マッチング拠出)ができます。先ほどの財形貯蓄と同様に天引きですから、確実に貯められます。
確定拠出年金を”運用する”からといって、必ずしも株式や債券などの商品を保有する必要はありません。素晴らしいことに「元本確保型」の商品もあります。
例えば、時短父さんの勤め先で加入している確定拠出年金プランには、以下のようなものがあります。


財形貯蓄と何が違うのか?
一番の違いは、マッチング拠出分が非課税(所得控除される)となる点です。毎月3万円マッチング拠出したら、1年間で36万円分が所得から控除されるので、その分所得税が安くなりますね。ただこのマッチング拠出額には、会社拠出分を上回らないなどの規定があるので、会社規定などを確認して下さい。
運用益も非課税になりますが、元本確保型ではたかが知れていて、主たる目的にはならなさそうです。
財形で奨励金狙いか、マッチング拠出で所得控除狙いか、これは好みの問題ですね。両方やっても問題はありませんが。
3.iDeCo
これは企業型の確定拠出年金に入らない方(個人)向けの年金制度です。
詳しくは別の記事に譲りますが、基本は本人拠出分が非課税(所得控除される)、運用益が非課税、受取時が非課税などの税制上のメリットがあります。
こちらにも元本確保型の商品は用意されていますが、企業型に比べて商品数は少ない印象です。
楽天証券とマネックス証券では「みずほDC定期預金」のみ、SBI証券ではあおぞらDC定期(1年)、スルガ確定拠出年金スーパー定期1年など4種類でした。
4.ふるさと納税
最後にふるさと納税です。
ふるさと納税は、自分が応援したい市町村に寄附することで、お住まいの市町村にこれまで収めていた税金を付け替える制度です。それによって、寄附者の所得税が還付されたり、地方税が控除されたりします。例えば東京在住の時短父さんが、別の市町村に50,000円分の寄附をした場合、手数料2,000円を除いた48,000円分がまるまる控除または還付されるのです。
しかも、その土地の特産品を貰えるので超お得な制度と言えます。米、肉、魚、果物、野菜など日々の生活に欠かせない食材(しかもスーパーで買うより美味い)を、実質2,000円で食べ放題という訳です。米なんかスーパーで10キロ買ったら、3,000円はしますので、それだけでもとを取ったことになりますね。
こちらは直接お金を貯めるというよりも、支出を減らすということに重点を置いていますね。もちろん支出が減れば、その分貯められるので、強制力はないものの貯蓄家向きの賢いやり方であるのは確かです。
投資はできないけれど、お金は確実に貯めたい。そんな方にとって、いろいろなやり方があることが分かりました。はっきり言って、使わないと損しますよ。


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