こんにちは。時短父さんです。
WBS 世界の株価

経済ニュース番組を見ていると、世界の株価の動きを知ることができます。何となくの傾向として、日経平均というのは、NYダウと比較して上げ幅も下げ幅も大きいのかなぁという印象は持っていました。
実際のところはどうなのか、1985年から現在までの株価を追って、前日比騰落率を比較してみました。

まずはNYダウです。
株価(青線)は、2000年代初期(ITバブル崩壊)と2007年~2009年(リーマンショック)を除き、ほぼ右肩上がりを続けています。何となくですが、前日比騰落率(赤線)は上が1%~2%辺り、下も-1%~-2%くらいのところを維持しているように見えます。
ダウ推移と前日比騰落率の推移
(データはYahoo!ファイナンスより)

一方、日経平均株価は1989年12月に記録した最高値38,915円を未だに超えることはできていません。ちょっと見づらくて恐縮ですが、株価を示す青線は中期的に上がったり、下がったりを繰り返していますね。こちらの騰落率(赤線)は上が1%~3%を、下も1%~3%を維持しているように見えます。NYダウより上も下も、振れる幅が広いように見えませんか?
日経平均株価の推移と前日比騰落率の推移
(データはYahoo!ファイナンスより)

上の株価チャートでは分かりづらかったので、以下にまとめてみました。
1985年1月29日から2019年3月25日までの期間で、NYダウと日経平均株価の前日比騰落率がプラスになった回数とマイナスになった回数を騰落率別に示しました。
前日比騰落率の比較
(データはYahoo!ファイナンスより)

NYダウは、前日より上昇した回数は4583回、下落した回数は4007回ありました。開場回数に占める上昇した回数の割合は53.25%でした。
日経平均株価は、前日より上昇した回数は4331回、下落した回数は4069回ありました。開場回数に占める上昇した回数の割合は51.54%でした。NYダウより劣ることがわかります。
※同期間でデータ取得しましたが、休場回数の関係により日経平均株価のデータ数は少ないです。

株価の上昇・下落幅別ではどうでしょうか?
前日比1%以上上昇した回数は、NYダウが1097回に対して、日経平均株価は1596回でした。
前日比1%以上下落した回数は、NYダウが970回に対して、日経平均株価は1534回でした。

前日比2%以上上昇した回数は、NYダウが252回に対して、日経平均株価は511回でした。
前日比2%以上下落した回数は、NYダウが265回に対して、日経平均株価は581回でした。

前日比3%以上上昇した回数は、NYダウが75回に対して、日経平均株価は173回でした。
前日比3%以上下落した回数は、NYダウが83回に対して、日経平均株価は200回でした。

いずれもNYダウに対して、日経平均株価の方が回数が多いことがわかりますね。
つまり日経平均株価は、長期的には株価は低迷しているにも関わらず、短期的には大きく上がったり下がったりしているのです。

ここからは推測ですが、日経平均株価の変動幅が大きい理由は、その構成銘柄が輸出産業に偏っており、NYダウなど米国市場や世界経済の影響を受けて、過剰に東京市場が反応しているからではないでしょうか。つまり、日本企業の成長が他国経済に大きく依存しているからなのだと思います。短期的にトレードする市場としては優れているのかもしれません。

一方でNYダウの変動幅は小さいにも関わらず、株価自体は着実に上昇しているのは、企業のファンダメンタルズがしっかりしていて、長期的に国自体も成長できると投資家が期待しているからでしょう。ここでも長期投資するなら、日本ではなく米国だということが理解できると思います。

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