こんにちは。時短父さんです。
25日の日経平均株価は前日比650円(3.1%)下落となりました。これは先週末に米国で長短金利(10年債利回りと3ヶ月債利回り)が逆転する現象が起きたことで、景気の先行きが不透明になり、ダウ平均が前日比460ドル安(1.77%)となったことを受けたものです。
投資家の間では景気後退の足音を聞こうと、各種最新の指標や政策発表を注視しています。今回はFRBによる利上げ中止が発表されたため、景気は悪くなるんじゃないかという心理が働き、株を売って債権を買う動きが強まったんですね。債権も買い需要が高まれば、価格は上がりますから、逆に利回りは下がります。
利上げができるということは、経済が好調だということ裏返しですから、本当は歓迎してもいいくらいなんですよね。ずーと低金利なままの日本からしたら羨ましいくらい。日銀は金利を上げたくても上げられない。
そもそも何故、利上げするかと言えば、景気の過熱を抑えるためです。バブルが起きないようにコントロールするのが、FRBを始めとした中央銀行またはそれに相当する機関の役割(の一つ)です。かつて日本で起きたバブルとその崩壊は、30年経った今でも影響が残るくらいの衝撃でしたから、他国は日本の二の舞いだけは何ともしても避けたいと思っています。
そもそも何故、利上げするかと言えば、景気の過熱を抑えるためです。バブルが起きないようにコントロールするのが、FRBを始めとした中央銀行またはそれに相当する機関の役割(の一つ)です。かつて日本で起きたバブルとその崩壊は、30年経った今でも影響が残るくらいの衝撃でしたから、他国は日本の二の舞いだけは何ともしても避けたいと思っています。
ただ利上げすると、借入金が大きい企業の負担が増え(利益が減っ)たり、事業拡大のための借り入れを躊躇ったり(機会損失が発生)します。すると、多くの投資家は株式への投資を控えるか、売ることになりますから、必然と株価は下がるのです。まぁ、株式が売れるには、反対に買う人もいるわけで、この下落を待っていた人もいるんですね。
またこういう流れもあります。金利の上昇を嫌う投資家は、株式からの利回りが低くなるだろうと考えて、受け取れる利子が確定している債権(国債)に資金を移します。すると、先ほど述べたように長期国債の利回りが低下します。これが過度に低下すると、短期金利との逆転現象(逆イールドカーブ)が起きるという訳です。
短期金利と長期金利そのものが、景気後退を起こすわけではありません。投資家や市場関係者が、近い将来の景気の先行きを予想することで、金利が動くのです。結果的に過去何度か長短金利が逆転した後に、景気後退が起こったというだけのことです。
トランプ大統領は、次期大統領選挙を睨んで得点を稼いでおきたいと思っています。幅広く支持を集めようとは考えておらず、支持母体の保守派の基盤をしっかりしておけば良いと考えています。だから、自分の任期中に景気が悪くならないように必死にツイッターで発信してるのです。利上げするな〜、利上げするな〜と。
現在FRBの理事に2席の空きがあります。その一つをトランプ大統領が推薦するスティーブン・ムーアという人が就く可能性があります。この人は現在のFRBの利上げ政策を批判してきたことで有名で、理事に就いたら真っ先に利下げを主張するでしょうね。
景気が悪くもないのに利下げしたら、何が問題か。本当に悪くなった時に、下げる余地がなくなることです。採れる政策の幅が狭くなるのです。今の日銀やECB(欧州中央銀行)みたいな状態ですね。

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