こんにちは。時短父さんです。

時事通信社が実施したアンケート調査(「生活のゆとりに関する世論調査」)で、58.5%が「ゆとりを感じていない」と回答したことが分かりました。前年の同じ調査から3.0ポイント増だったそうです。

生活にゆとりを感じるか(時事通信アンケート)
(時事通信の記事を基に作成)
 生活全体にゆとりを感じるかについては、「感じている」6.9%、「どちらかと言えば感じている」32.9%の計39.8%でした。それに対して「感じていない」21.4%、「どちらかと言えば感じていない」37.1%で、合計は58.5%でした。

消費税引き上げで家計の支出を見直すかを聞いたところ、「見直す」が57.2%、「見直さない」が37.2%でした。
 
「見直す」という人に具体的な内容を幾つかの項目を挙げて複数回答で聞いたところ、以下のような結果になりました。
生活にゆとりを感じるか(時事通信アンケート2)


消費増税に伴う家計の支出増加は、確かに庶民にとって深刻です。アンケートでは「見直し」という言葉を使っていますが、実際は節約が主たる選択肢でしょう。月の食費5万円だったのが4万5千円になったり、海外旅行が国内旅行になったり、携帯電話が格安スマホになったりするのです。

一見賢い選択肢に思えますね。収入がなかなか増えないのに、増税されたら、支出を絞るのはまず考えることです。たぶんうちもそうします。

しかし、それだけでは不十分ですし、一時しのぎの対応に過ぎません。消費税が10%で終わりとは限りせんよ。社会保障費や医療費が今後も伸び続けることを考えるなら、さらなる増税が待っているはずです。だから、税率10%くらいの節約でひぃひぃ言う前に、節約以外のこともする必要があります。

それは収入を増やすことです。家計の見直しは支出コントロールだけでなく、収入をもコントロールすべきです(必要なら増やす、不要なら減らす)。

とはいえ、今春の春闘でも賃金上昇ペースが鈍化したり、そもそも中小企業ではベアの実現が厳しいのはご存知の通りです。本業で収入増加を期待するのは、甘い。

本業をおろそかにしないことを前提に、副業を始めるという選択肢もあるでしょう。ただコンスタントに収益を得るのは、そんなに簡単ではないですよね。

時短父さんは、投資をおすすめしたいです。投資といっても、比較的リスクが低く、かつ安定的に収入(不労所得)を得られる、高配当・連続増配株への投資です。

リスクを取って投資したご褒美として配当を手にするのです。仮に配当利回り5%の銘柄に100万円投資すれば、1年間に5万円の配当金を受け取れます。
特別高価な買い物でもしなければ、5万円というのは、消費増税2%分はほぼ相殺できる額ではないでしょうか?
大和総研のレポート(「消費税増税等の家計への影響試算 2018年10月版」)によれば、年収が500万円の4人家族の場合、消費税が8%から10%に上がると、可処分所得は3.96万円減ると試算しています。

もちろん今家計にゆとりがあるなら、100万円どころか200万円、300万円でも投資してみましょう。増税分の相殺では済まない額を不労所得として手にすることができます。

家計の見直しで節約は基本ですが、収入を増やすことも考えてみるのも良いと思いますよ。


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