こんにちは。時短父さんです。

春闘での会社側からの回答が出始めていて、ベースアップの組合要求額や前年実績を下回る回答が相次いでいます。各種報道によるとこんな感じ。

トヨタ 要求額12,000円→回答額10,700円(前年実績11,700円)

日野自動車 要求額2,200円→回答額2,000円

ホンダ 要求額3,000円→回答額1,400円(前年実績,1,700円)

日産自動車 要求額3,000円→回答額3,000円(前年実績,3,000円)

日立製作所、パナソニック、三菱電機 回答額1,000円(前年実績1,500円)
春闘2019

製造業は米中貿易戦争や中国の経済成長鈍化などの懸念から、経営側も対応を厳しくせざるを得ないのでしょう。

時短父さんの勤め先(製造業ではない)の組合も確か2,000円程度の賃上げを要求していましたが、ゼロ回答でした。

最近は食品や外食を中心に値上げが続いていますし。今年10月には消費増税も控えています。ここで賃上げに積極的になれるか、消極的になるかで、消費者のマインドは違ってくると思いますね。

ただ世の中の流れとかトレンドには逆らえない面もあり、毎年のように賃上げが要求通りに行くのを期待すること自体が楽観的過ぎます。とはいえ、物価だけが上昇すれば家計にとっても厳しいものとなり、買い控えを引き起こし兼ねません。

勤め先での賃上げが期待できないなら、節約して支出を減らすか、他の手段で収入を増やすしかありません。

適度な節約は家計を助けるので推奨できますが、過度な節約は精神衛生上のマイナスが大きくなる可能性があるので注意が必要です。

副業・複業で収入を補填するというのもありです。人生100年時代、自身の得意なスキルを使って本業以外に収入源を確保しておくことは、リスク回避の有効な手段になり得ます。

ただこれも単純作業だとスキルは身につかないし、得意なスキルを活かせないですね。身体を酷使するような仕事だと、スキルうんぬんどころか心身を壊してしまい、本業に支障を来すという本末転倒な事態になってしまいます。

だから副業・複業選びは本当に難しいと思います。

あなたが今すぐに金持ちになりたい人でなければ(いつかは金持ちになりたいと思っていても)、配当狙いの高配当株投資はいかがでしょう?

高配当株は、グロース株や10倍株投資と違って1年や2年で結果が出るものではありません。長期的に運用していくものです。会社での賃上げはなくても、何とか今の給料で生活できているのなら、少しずつ高配当株に投資してみて下さい。

最初の数年で得られる配当額(の少なさ)には目を瞑り、ひたすら再投資に励んで下さい。10年目以降には目に見えた成果をもたらしてくれるはずです。賃上げがなくたって怖くありませんよ。配当収入が第2の収入源に成長させてあげれば、賃上げ以上のリターンをもたらしてくれる可能性は大です。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ