こんにちは。時短父さんです。
国内食品大手のカゴメ(2811)は、7月から自社のトマトジュースや野菜ジュースなどの飲料商品を5%~10%値上げすることを発表しました。原材料や物流コストが増加しており、自社努力だけでは吸収できないことが理由です。
今年に入り、食品関係を中心に値上げの発表が相次いでいますね。コカ・コーラは大型ボトル、日清食品はカップ麺や即席麺、スタバも定番ビバレッジを値上げします。消費者にとっては厳しくなります。
しかし、コスト増加を価格に転嫁できる企業は強いですね。値上げの発表を受けてカゴメの株価は一時1.28%上昇しました。

カゴメが値上げに踏み切れたのは、社会的な潮流はあるものの、やはりカゴメの持つブランド力によるのだと思います。コカ・コーラも、スタバも世界的なブランドで、味はペプシコーラや100円コーヒーと大した差はないですが、固定ファンがいますよね。
カゴメは、ご存知のとおりトマト製品を中心に事業を行っており、その主力商品はトマトケチャップであり、トマトジュース、野菜ジュースです。ケチャップの国内シェアは60.7%、トマトジュースの国内シェアは54.6%を占めています。日本では、「トマトケチャップ=カゴメ」というくらい各家庭に浸透しています。

(KAGOME STORY 2018より)
ある意味で選択肢がない商品・サービスを提供する企業は、価格競争に陥る心配は少なくて済みます。むしろコスト増加には価格増で対応できる。
投資家ウォーレン・バフェットは、銘柄を選択する際に「消費者独占型企業」を探していました。消費者独占型企業は「ブランド価値の高い企業、あるいは取り扱う製品があたかも独占企業のように強い市場支配力を持っている企業」を指します。
強い市場支配力がある故に価格転嫁が可能になるのです。世界的にはどうかわかりませんが、少なくとも国内ではカゴメはそれに該当するのではないでしょうか?
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