こんにちは。時短父さんです。

電車の広告を眺めているとブログネタに困りませんね。昨日も帰宅中に興味深い広告を見掛けました。
オリックス銀行

オリックス銀行の投資用不動産ローンの広告です。
「不動産投資に強みを持つ銀行として、お役に立てることがきっとある」というフレーズで始まり、以下に続きます。
「私たちの価値、それは長年の不動産投資のローン実績に基づいたノウハウを持つ銀行としてお客さまをサポートすること。
この物件は収益が見込める物件なのか?
私たちは、対象物件をさまざまな視点から見て融資を行っています。」

ほぅ。オリックス銀行は投資家のためを思って親切に、サポートしてくれるから安心だね。これまで様々な物件を見てきているだろうから、きっと自分にも当たり物件を紹介してくれるだろうね。と思って融資を簡単に受けてはいけません。

そもそも銀行が投資家に不動産投資ローンを組ませて、融資を行うのは自分たちでリスクを取りたくないからです。銀行の代わりに、不動産投資で稼ぐことを夢見る投資家にリスクを負ってもらおうという魂胆です。

超低金利の時代に3.5%もの金利収入は、銀行にとっては魅力的ですからね。住宅ローン金利が1%を切ることを考えるとやはり高いですね。
オリックス銀行 投資ローン金利

本来、収益が見込める物件があるなら、他人は教えないで自分たちで投資をしているはずです。個人投資家に融資するよりも、よっぽど儲かるでしょう。

それでも融資をしようというのは、大した収益が見込める物件はなく、銀行が金利収入を望んでいるからに他なりません。銀行のあるべき姿と言えば聞こえはいいですが、圧倒的に情報量で不利な個人に負担を強いるやり方は、正当な稼ぎ方とは言えませんね。

不動産投資をするかは個人の自由なので否定はしませんが、金融機関の思惑を理解してからでも遅くはありませんよ。

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