こんにちは。時短父さんです。

国内駐車場運営大手のパーク24(2784)が2019年第1四半期の決算を発表しました。内容は良かったです。

売上高は790億円で、前年同期比9%増加しました。

営業利益は54億円で、同9.6%増加しました。

純利益は36億円で、同13.1%増加しました。

基本EPSは23.79円で前年同期比で増加しましたが、希薄化後EPSは20.58円で前年同期より減少しました。
1Q 業績推移

国内駐車事業では、駐車場総運営件数(19,135件)並び総運営台数(729,634台)は前四半期末よりわずかに増加しました。
それにより同事業の売上高は403億円、営業利益は69億円となりました。

海外駐車場事業では、駐車場運営件数(2494)並び運営台数(649,663台)は前四半期末よりわずかに増加しました。
それにより同事業の売上高は174億円、営業損失が1億円となりました。

モビリティ事業では、ステーション数は微増だったものの、タイムズカーの会員数は3%の増加となりました。よって同事業の売上高は213億円、営業利益は13億円で、ともに大幅に増加しました。
セグメント別売上高 20191Q
第1四半期のキャッシュフローを見てみます。
営業CFは前年同期比20億円の減少で97億円の収入となった一方で、投資CFは駐車場開発などの支出がかさみ同20億円増加し、92億円支出となりました。結果フリーCFは5億円でした。
同期の営業CFマージンは12.2%でした。
1Q CF推移

通期の業績見通しに変更はありませんでした。

また同日には、役員に対する株価コミットメント型有償新株予約権を発行する旨が発表されており、これが実行された場合は0.19%の希薄化が発生する見込みとのことです。予約権の行使発動義務水準は株価1,000円以下または5,000円以上とのことですが、これは同社の過去の株価推移やボラティリティを加味した結果だとしています。株価が1,000円になることもあれば、5,000円まで上昇することもあるよと言っているのですね。個人的には悲観的に捉えてしまいますね・・・他の投資家がどう判断するか気になるところです。

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