こんにちは。時短父さんです。
学生の頃アメリカ旅行した時に、チョコレートで有名な菓子メーカーのハーシー(The Hershey Company)の工場を見学したことがありました。その時は美味しい(ちょっと甘ったるい)チョコだなという印象だけで、どんな会社かなんてかん考えてもいませんでした。
そんなことをふと思い出したので、投資家目線でハーシーについて見てみようと思います。
ハーシーは1894年にミルトン・ハーシーが始めたビジネスを継承するかたちで、1927年アメリカ・デラウェア州で事業化されました。ハーシーはチョコレートやミント類、その他菓子類を製造する世界的な菓子メーカーです。北米では最大のチョコレート供給メーカーであり、米国ではスナック類でもリーディングメーカーの位置を占めています。80のブランド(Hershy's/KitKat/Twizzlersなど)を約80ヶ国に販売しています。※KitKatはネスレからライセンス取得して製造

さてハーシーの事業は主に2つあります。北米とその他地域です。
売上高別で見てみると、北米は毎年65億ドル前後となっていて全体の88%を占めているのがわかります。その他地域での売上高は9億ドル程度となっています。先ほど80ヶ国で販売していると書きましたが、その貢献度は相対的に低く北米依存の体質となっています。

ハーシー社全体の業績推移を見てみます。売上高、純利益、EPSは安定しているのがわかりますね。2018年の売上高は2010年に比べて1.37倍となりました。同様に純利益は2倍以上、EPSも約2.5倍と大きく成長しました。

ハーシー社のキャッシュフローはどうでしょうか。直近の数字がまだ取れていませんが、こちらは少し不安定な動きをしているようです。2014年のフリーCFは僅かにマイナスでした。投資CFは比較的安定していますので、営業CFの増減に伴ってフリーCFも変動するような構造となっています。営業CFマージンは12%~16%の範囲で推移しています。

配当政策はどうでしょうか。配当性向は50%~60%といったところでしょうか。増配余地は残されていますね。

過去22年間の配当と増配率の推移は下グラフの通りです。2009年に連続増配が止まってしまい、現在は連続増配9年です。10%以上の増配率の時もあり、かなり思い切った株主還元をやっているなという印象です。

最後にハーシー社の株価推移です。現在の株価は110ドル程度です。1980年は1株1ドル程度でしたから、39年前に買っていたら単純に110倍になっていたんですね。その間中期的に下落する期間もありましたので、持ち続けるということができるのは難しかったかもしれませんが。

今回は菓子メーカーのハーシー社を取り上げました。学生時代に見学した工場を思い浮かべながら、いろいろ調べてみて懐かしくなりました。その時はまだ投資なんてやっていなかったので、やっていたらと思うとちょっと悔しい。長期で保有するのが大切かがわかる事例でした。


学生の頃アメリカ旅行した時に、チョコレートで有名な菓子メーカーのハーシー(The Hershey Company)の工場を見学したことがありました。その時は美味しい(ちょっと甘ったるい)チョコだなという印象だけで、どんな会社かなんてかん考えてもいませんでした。
そんなことをふと思い出したので、投資家目線でハーシーについて見てみようと思います。
ハーシーは1894年にミルトン・ハーシーが始めたビジネスを継承するかたちで、1927年アメリカ・デラウェア州で事業化されました。ハーシーはチョコレートやミント類、その他菓子類を製造する世界的な菓子メーカーです。北米では最大のチョコレート供給メーカーであり、米国ではスナック類でもリーディングメーカーの位置を占めています。80のブランド(Hershy's/KitKat/Twizzlersなど)を約80ヶ国に販売しています。※KitKatはネスレからライセンス取得して製造

さてハーシーの事業は主に2つあります。北米とその他地域です。
売上高別で見てみると、北米は毎年65億ドル前後となっていて全体の88%を占めているのがわかります。その他地域での売上高は9億ドル程度となっています。先ほど80ヶ国で販売していると書きましたが、その貢献度は相対的に低く北米依存の体質となっています。

ハーシー社全体の業績推移を見てみます。売上高、純利益、EPSは安定しているのがわかりますね。2018年の売上高は2010年に比べて1.37倍となりました。同様に純利益は2倍以上、EPSも約2.5倍と大きく成長しました。

ハーシー社のキャッシュフローはどうでしょうか。直近の数字がまだ取れていませんが、こちらは少し不安定な動きをしているようです。2014年のフリーCFは僅かにマイナスでした。投資CFは比較的安定していますので、営業CFの増減に伴ってフリーCFも変動するような構造となっています。営業CFマージンは12%~16%の範囲で推移しています。

配当政策はどうでしょうか。配当性向は50%~60%といったところでしょうか。増配余地は残されていますね。

過去22年間の配当と増配率の推移は下グラフの通りです。2009年に連続増配が止まってしまい、現在は連続増配9年です。10%以上の増配率の時もあり、かなり思い切った株主還元をやっているなという印象です。

最後にハーシー社の株価推移です。現在の株価は110ドル程度です。1980年は1株1ドル程度でしたから、39年前に買っていたら単純に110倍になっていたんですね。その間中期的に下落する期間もありましたので、持ち続けるということができるのは難しかったかもしれませんが。

今回は菓子メーカーのハーシー社を取り上げました。学生時代に見学した工場を思い浮かべながら、いろいろ調べてみて懐かしくなりました。その時はまだ投資なんてやっていなかったので、やっていたらと思うとちょっと悔しい。長期で保有するのが大切かがわかる事例でした。

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