こんにちは。時短父さんです。
学習塾「ena」を運営する学究社(9769)がFY2018 3Qの決算を発表しました。内容はまちまちでした。
売上高(9ヶ月累計)は85億円で、前年同期比1.9%増加しました。
営業利益(同)は17億円で、同9.9%減少しました。講師人件費増加に伴う売上原価の増加が影響しました。
純利益は(同)は11億円で、同6.3%減少しました。
EPSは105.17円(同)で、前年同期の114.14円から減少しました。
財務面では、総資産と純資産は増加したものの、借入金も増加したため、自己資本比率は51%と、前会計年度末に比べて減少しました。
事業別に見て行きます。
教育事業の売上高は82億円で、前年同期比1.4%増加しました。
売上高が前年同期比で増加したのは、小中学生部門、看護・医療系部門、海外部門でした。新規開校が寄与しました。
一方、売上高が減少したのは、個別指導部門、大学受験部門、芸大・美大部門でした。大学受験部門では2校が閉校しました。
不動産事業では、賃貸マンションを1棟取得しており、売上高(賃貸収入)は0.2億円でした。
その他事業では、インターネット広告収入が増加し、3.2億円となりした。

通期の業績見通しに変更はありませんでした。
通常、学習塾業界の業績は上半期は低調に推移するもので、心配はしていませんでした。3Qに入っても想定より生徒(特に小中学生部門の季節講習生)を獲得できていないことがわかりました。
少子化という構造的な課題が大きいのでしょうか。少子化は全国的な課題ですが、学究社はドミナント戦略を採用して、東京都内に集中的に開校しています。東京都の学齢人口が横ばいまたは微増傾向であることを考えれば、学究社に優位性があるのは確かです。
EPSが伸びないなかでは、増配も期待できません。しかし、減配しないだけマシなのでしょう。

現在の配当利回りは4.4%で高配当となっていますが、構造的な課題、個別の業績など総合的に見て、投資判断するようにして下さいね。


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