こんにちは。時短父さんです。

我が家では、日曜日はMONOPOLYの日となっており、昨日もやりました。
MONOPOLY(2月4日)

これまで何回もやってきて、押さえるべき資産価値の高い土地があることは理解していました。ここで言う資産価値の高さは、レンタル料の高い物件のことです。自分がそういう土地を所有していて、他のプレーヤーがそこに停まれば、高額なレンタル料を請求できますからね。つまり、モノポリー(富の独占)に早く達することができます。

ただ今回は事情が違いました。
ゲームの序盤で、長女が鉄道会社を3つ、電力会社と水道会社を手に入れて(投資して)いました。
するとどうでしょう。鉄道会社を1つ所有しているだけでは、1回あたりのレンタル料は25ドルなのに、2つ所有していると50ドルに(これは普通)、鉄道会社3つでは100ドルに、4つ全部の所有では200ドルになるのです。

時短父さんも妻も、運悪く鉄道会社に何度か停まってしまい、その度に長女に100ドルを支払うはめになってしまいました。

また長女は電力会社と水道会社を持っていました。こちらのレンタル料は1社だけ所有ではサイコロの目の4倍(サイコロ2個=最大48ドル)のレンタル料を支払わなければなりません。両社を持っていると、サイコロの目の10倍(同=最大120ドル)になってしまうのです!

お陰で夫婦2人の資産はほとんど長女が所有する会社へのレンタル料に消えて行ってしまいました。

これはあくまでもゲーム上の話であり、かなりサイコロ目の運に左右されます。
とはいえゲームでの教訓を現実世界に活かすとすれば、土地よりも会社を所有せよ、ということです。土地であれば不動産投資ですし、会社であれば株式投資(部分的な所有)にあたりますね。

しかし土地であれば何でもダメというわけでもなく、会社なら何でも良いかというわけでもありません。やはり優良な土地も存在してますが、希少なんですよね。
会社もピンキリじゃないですか。しっかりキャッシュを生み出す会社もあれば、利益は出てないのに期待先行で突っ走る会社もあります。
そういうことを踏まえれば、資産価値のない土地よりも、資産価値の高い会社を所有せよということが言えますね。

もちろん株式投資の世界においては、資産価値の高い会社を見分けるのは容易ではありませんね。でもMONOPOLYが鉄道会社や水道会社、電力会社を札にして示しているように、独占的に事業ができる会社は候補になるでしょう。投資家ウォーレン・バフェットはワイド・モートを投資のキーワードしていますね。

MONOPOLYは子供向けのボードゲームですが、実に多くの示唆を投資家に与えてくれます。遊びながら学ぶにはもってこいの教材だと思いますよ。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
メアリー・バフェット
日本経済新聞出版社
2002-05-20