こんにちは。時短父さんです。
通信大手のベライゾン・コミュニケーションズがFY2018 4Qの決算を発表しました。内容はまちまちでした。
売上高(12ヵ月累積)は1,308億ドルで、前年比3.8%増加しました。
営業利益(同)は222億ドルで、同18.8%減少しました。売上原価や販管費が伸びた他、Oathの減損費用を45億ドル計上したことで、営業費用がかさんだことが要因です。
純利益は(同)160億ドルで、同47.5%減少しました。前年は減税の効果がありましたが、それが剥落しました。
よってEPS(同)は3.76ドルとなり、同49.0%減少となりました。
部門別では、ワイヤレス部門が好調でした。年間通して契約数の純増が250万件でした。内訳としては、電話が110万件純増、タブレットは18万件が純減、その他デバイスが160万件純増でした。純増ベースでは、前年比21%増でした。
結果、ワイヤレス部門の売上高は917億ドルとなり、前年比4.8増加しました。
またワイヤライン部門では2018年末時点で、Fiosビデオ契約数は前年比3.6%減少した一方で、Fiosインターネット契約数は同3.7%増加でした。またハイスピードインターネット契約数は19.4%と大きく減少しました。
結果、ワイヤライン部門の売上高は297億ドルで、前年比3.0%減少しました。
キャッシュフローでは、営業CFが多く伸びた一方で、投資CFが前年比横ばいだったため、フリーCFは増加しました。営業CFマージンは26.2%となり、前年より19.3%改善しました。
また2019年の見通しでは、調整後EPSは2018年と同等水準になる見込みです。新たな会計基準の適用により、1~2%程度の向かい風となる予想です。
今回の決算発表を受けて、29日ベライゾンの株価は前日比3.8%下落しました。減益の大きな要因はOathの減損費用(45億ドル)で、この件は既に株価に織り込まれていましたので、下落幅は限定的だったと言えます。
さて今回の株価急落で配当利回りは4.5%まで上昇しています。長期投資家なら、一時の業績悪化や悪材料による株価下落に慌てふためいて保有株を売却してはいけません。既に示したようにベライゾンのキャッシュフローは安定しています。これはビジネスで稼げている証拠なので安心してホールドしてよいと判断できます。
通信大手のベライゾン・コミュニケーションズがFY2018 4Qの決算を発表しました。内容はまちまちでした。
売上高(12ヵ月累積)は1,308億ドルで、前年比3.8%増加しました。
営業利益(同)は222億ドルで、同18.8%減少しました。売上原価や販管費が伸びた他、Oathの減損費用を45億ドル計上したことで、営業費用がかさんだことが要因です。
純利益は(同)160億ドルで、同47.5%減少しました。前年は減税の効果がありましたが、それが剥落しました。
よってEPS(同)は3.76ドルとなり、同49.0%減少となりました。
部門別では、ワイヤレス部門が好調でした。年間通して契約数の純増が250万件でした。内訳としては、電話が110万件純増、タブレットは18万件が純減、その他デバイスが160万件純増でした。純増ベースでは、前年比21%増でした。
結果、ワイヤレス部門の売上高は917億ドルとなり、前年比4.8増加しました。
またワイヤライン部門では2018年末時点で、Fiosビデオ契約数は前年比3.6%減少した一方で、Fiosインターネット契約数は同3.7%増加でした。またハイスピードインターネット契約数は19.4%と大きく減少しました。
結果、ワイヤライン部門の売上高は297億ドルで、前年比3.0%減少しました。
キャッシュフローでは、営業CFが多く伸びた一方で、投資CFが前年比横ばいだったため、フリーCFは増加しました。営業CFマージンは26.2%となり、前年より19.3%改善しました。
また2019年の見通しでは、調整後EPSは2018年と同等水準になる見込みです。新たな会計基準の適用により、1~2%程度の向かい風となる予想です。
今回の決算発表を受けて、29日ベライゾンの株価は前日比3.8%下落しました。減益の大きな要因はOathの減損費用(45億ドル)で、この件は既に株価に織り込まれていましたので、下落幅は限定的だったと言えます。
さて今回の株価急落で配当利回りは4.5%まで上昇しています。長期投資家なら、一時の業績悪化や悪材料による株価下落に慌てふためいて保有株を売却してはいけません。既に示したようにベライゾンのキャッシュフローは安定しています。これはビジネスで稼げている証拠なので安心してホールドしてよいと判断できます。
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