こんにちは。時短父さんです。

「ポストイット」などを手掛けるコングロマリット大手の3M(MMM)がFY2018 4Q決算を発表しました。内容は良かったです。

売上高(12ヵ月累積)は328億ドルで、前年比3.5%増加しました。これは市場予想を上回るものです。

営業利益(同)は72億ドルで、同6.3%減少しました。売上原価と販管費が増加したためです。

純利益は(同)は53億ドルで、同10.1%増加しました。こちらは市場予想を下回りました。

希薄化後EPS(同)は8.89ドルで、同12.1%増加しました。
【MMM】業績推移 20184Q

事業別の売上高では、Industrialは産業用接着剤やテープ類の販売が伸びて、前年比3.4%増加しました。
Safety and Graphicsは、個人安全装備などが好調で、同9.5%増加しました。

Health Careは食品安全や健康情報システムの売り上げが伸びて、同2.9%増加しました。

Electronics and Energyはエネルギー関連、エレクトロニクス関連の販売は増加しましが、為替の影響を受けて売上高は0.5%減少となりました。

Consumerは、文具やオフィス用品がけん引して、同1.4%増加となりました。

売上高の構成では、FY2018 3Q時点と比較して、Industrialが2%増加、Safety and Graphicsは変わらず、Health Careは1%減少、Electronics and Energyは1%減少、Consumerは変わらずでした。
【MMM】売上高構成 20184Q

キャッシュフローは、営業CFが増加し、投資CFが減少しました。そのためフリーCFは前年比で大幅な増加となりました。
【MMM】CF推移 20184Q

またFY2019の見通しでは、EPSは10.45-10.90ドルと20%前後の増加を予想しています。これは前回予想より0.15ドル程度引き下げたかたちとなっています。

今回の決算発表を受けて、3Mの株価は上昇しています。29日の株価は前日比で一時3.4%高となりました。
【MMM】6ヵ月チャート(1月30日)

ブルームバーグによると、今回の決算発表で「世界の経済成長を巡る投資家の懸念を振り払った」かたちですが、米中貿易摩擦に関わる交渉の先行きが不透明ななかでは、株価上昇は限定的でしょう。

とはいえ、ポートフォリオを組むうえではセクター別にバランスを取ることが理想的です。景気後退の入口に立っている今、好況期に強い資本財セクターである3Mを仕込んでおくのも悪くないのではないでしょうか。


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