こんにちは。時短父さんです。

国内駐車場運営大手のパーク24（4666）から、初めて配当金を受け取りました。2単元保有なので、14,000円（NISA口座）です。

同社株の取得は2017年11月でした。同社は10月決算で、かつ中間配当を行っていないので、株式取得から1年3ヶ月を経てやっと株主としての恩恵を受けたかたちです。

パーク24の現在の配当利回りは2.6%と、高配当とは言えないかもしれません。

しかし、株主還元には積極的で、連続増配も6期続きました。今期は増配にストップがかかり、昨年末は失望売りで株価は急落しました。さすがに売られ過ぎたのか、現在はやや持ち直しています。

最近はシェアリングエコノミーの言葉をあまり聞かなくなりましたが、それだけ浸透したということでしょうか。

同社は時間貸し駐車場運営以外にも、カーシェアリング事業を展開しています。若者にとってシェアリングエコノミーが当たり前となれば、所有から使用への流れは更に加速すると見ています。

実際、国内の新車販売台数は伸び悩んでいます。普通車よりも軽自動車の販売の方が勢いがあるくらいです。

難点は売上高の23%を占める海外駐車場事業で、まだ黒字化できていないことです。2018年10月期は8億円の営業損失でした。

新興国では経済成長に伴う中間層の拡大で、自家用車を所有できる庶民が増えてきました。世の中に走る車が増えれば、それだけ停める場所も必要になります。その点では、現在は企業買収や自社進出によって駐車場を確保する時期なのでしょう。

今後も株価の変動はあるでしょうが、配当を楽しみにしながら、じっくり長く付き合って行きたいと思います。