こんにちは。時短父さんです。

時短父さんは、毎月第2金曜と最終金曜日にポートフォリオ内の最低評価銘柄を約15万円分買い付けることにしています(※2018年12月までは特定口座内での米国株8銘柄限定)。最低評価銘柄を買い増すことで、ポートフォリオ内のリバランスも同時に行っています。

12月28日に最低評価銘柄だったフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を20株買い増しました。
単価は67.66ドル、受け渡し代金は157,851円でした。配当利回りは6.73%です。
PM 買付画面 12月28日

下は直近1年の株価チャートです。緑色の○は時短父さんが過去に買い付けた時期を示しています。

今年は大きく2回株価が下落しているのがわかりますね。4月と12月です。3回には4月の暴落で割安で買い付けできていたなと思っていました。しかし、株価が戻らない段階で、更に大手投資銀行がフィリップ・モリスの格付けを下げたことで、12月に暴落してしまいました。

【PM】1年チャート(12月28日)
米国株投資家の必読本である『株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす』(ジュレミー・シーゲル著)によれば、フィリップ・モリスは規制や訴訟との戦いの歴史のなかでも、最高のリターンを株主にもたらしてきました。
株式投資の未来 163ページ
(『株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす』163ページより)
規制や訴訟により、株価の大きな上昇は望めません。株価の値上がり率はS&P500平均を下回っていました。しかし、たばこ事業からの潤沢なキャッシュフローに基づいて、配当を出し続けることができていました。配当を再投資し続けた投資家は、保有株数が増えたおかげで、トータルリターンはS&P500平均を上回ることができたそうです。

フィリップ・モリスが過去幾度の暴落に見舞われても、復活してきたことを考えれば、今回の暴落も悲観的になり過ぎる必要はないと思います。
直近4年間のフリーCFは大きくプラスとなっており、事業からのキャッシュフローが潤沢であることがわかります。従って、減配の心配は少ないと思います。
【PM】CF推移


銘柄の特徴をしっかり把握しておけば、株価の変動に一喜一憂することもなく、平静を保っていられると思いますよ。フィリップ・モリスのような
優良銘柄を買ったら、しっかりホールドして、配当を再投資し続けるだけです。


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