こんにちは。時短父さんです。

ここ数日の株価が下げはすごかったですね。24日時点でNYダウは今年10月に記録した最高値から19%下落、S&P500指数も同様に20%下落しました。まさに地獄を見ている投資家もいることでしよう。
クリスマス明けの26日は、さすがに買いが入り、NYダウ(前日比1,000ドル超!)やS&P500、NASDAQは大幅に上昇しています。

さて株価暴落に悲観的になり過ぎるのもどうかと思います。
こんな時は是非とも株主であることの意味を再確認してはどうでしょうか?

そもそもあなたが株式投資をしているのは何故ですか?

単に金儲けの手段としか考えていないようなら、それは投資ではなく、投機です。ウィキペディアによれば、投機とは「短期的な価格変動の目論見から、利ざやを得ようとする行為」を指します。
投機はモノの値段が上昇してやっと儲けることができます。だから、値段が下がると儲けはないですから、売ってしまうのです。またそれが下落の要因になるわけです。

投資は違います。
投資はビジネスの一部を所有することで、株主はビジネスの部分的なオーナーです。儲けはその結果として付いてくるものです。

株式という紙切れ(今は電子化されてますが)よりも、その会社が行うビジネスに価値を見出していなければなりません。
だから例え、投資先の株価が一時的に下落しても、ビジネスの本質が堅固で将来性のあるものであるのなら、簡単に手放す必要はないのです。

著名投資家ウォーレン・バフェットも「株はビジネスの細片とみなすべきだ」と述べています。ビジネスの部分的な所有という考え方を通して、株式の適正価格を判断しているそう。具体的には、「株価×発行済株式数」と「会社をまるごと買収する場合の想定金額」を比較しているようです。

株価が半値になっても保有したい株を買うべきという意見も多数ありますよね。
株主は、ビジネスに愛着を、オーナーとして誇りを持つ必要があり、株価の変動に一喜一憂してはいけないのです。

それでも保有株を手放すのなら、もともとそのビジネスに愛着を持っていなかった、オーナーとして誇れるものがなかっただけのことですね。

株価が下がるのは気持ちいいものではありませんが、こういった哲学的なことを考える良い機会にはなりそうです。

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