こんにちは。時短父さんです。
半期に1度、週刊東洋経済が学生を対象にした就職したい企業のランキングを公表します。上位にランクインするのは、ほとんど決まった顔ぶれで、金融機関、航空会社、総合商社、食品会社などです。
多くの学生、特に大企業に就職しようとする学生は、それまで自分が利用してきた商品やサービス、ブランドに対するイメージで、その就職先を決めがちです。当たり前ですが、そこで自分が働いた場合のメリット・デメリットを一番に重視します。
とはいえ、企業には様々なステークホルダーが存在することも事実で、株主・投資家もその一つです。
学生に人気のある企業は、株主・投資家にとっても魅力的な存在なのか?そんな疑問から、ランキングを作成してみました。株主・投資家といっても、企業に求めることは多種多様なので、今回は時短父さんもそうであるように、高配当株投資家にとって魅力的かという視点を重視しました。
ランキング作成にあたっては、各企業の以下の通り各指標をポイント化し、総合ランキングとしました。
【指標】
1.営業CFマージン
=営業CF÷売上高
意図:キャッシュを稼ぐ力
採点:50%~ 5点、40%~ 4点、30%~ 3点、20%~ 2点、10%~ 1点、0%~ 0点
=営業CF÷売上高
意図:キャッシュを稼ぐ力
採点:50%~ 5点、40%~ 4点、30%~ 3点、20%~ 2点、10%~ 1点、0%~ 0点
2.配当利回り
=年間配当金÷株価(11月9日終値)
意図:投資の割安度
採点:5%~ 5点、4%~ 4点、3%~ 3点、2%~ 2点、1%~ 1点、0%~ 0点
=年間配当金÷株価(11月9日終値)
意図:投資の割安度
採点:5%~ 5点、4%~ 4点、3%~ 3点、2%~ 2点、1%~ 1点、0%~ 0点
3.連続増配年数(実績)
意図:株主還元姿勢
採点:15年~ 5点、10年~ 4点、5年~ 3点、3年~ 2点、1年~ 1点、0年 0点
意図:株主還元姿勢
採点:15年~ 5点、10年~ 4点、5年~ 3点、3年~ 2点、1年~ 1点、0年 0点
4.自己資本比率
=自己資本÷総資産(数値は楽天証券ホームページより)
意図:財務体質の強さ
採点:50%~ 5点、40%~ 4点、30%~ 3点、20%~ 2点、10%~ 1点、0%~ 0点=自己資本÷総資産(数値は楽天証券ホームページより)
意図:財務体質の強さ
【就職人気ランキング】(東洋経済オンラインより1~30位を抜粋)

上記が東洋経済オンラインに掲載のあったランキングです。1~30位を抜粋しました。
さらに非上場会社を対象外とし、親会社(上場会社)が重複する場合も省きました。例えば、全日本空輸とANAエアポートサービスの親会社はANAHD(9202)です。
お待たせしました。以下がランキングです。
【投資魅力度総合ランキング】

1位は日本航空とりそなHDでした。日本航空は営業CFマージンが20%、配当利回りは2.7%、自己資本比率が56.6%で、総合10ポイントを獲得しました。2010年に会社更生法を適用した際に、負債が大幅に削減されたことで、現在の自己資本比率は高位となっています。就職人気ランキングでは同業のANAHDに後塵を拝していましたが、特殊事情があるとはいえ、投資の魅力度ではライバルを上回りました。
また、りそなHDは営業CFマージンは100%を超え、配当利回りは3.4%、連続増配は2年でした。通常金融機関の自己資本比率は10%未満であり、りそなHDもその例に漏れませんでした。
就職人気と投資魅力度では、かなり乖離があるけとがわかりました。就職しようとする学生は、会社のイメージだけに囚われず、業績や指標も考慮した上で、様々なステークホルダーに支持される会社を選んでもらいたいものです。
とはいえ、今回の総合ポイントは20点が満点です。最高が10点というのは、何とも低レベルな争いとしか言えませんね。
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