こんにちは。時短父さんです。

通信大手のAT&Tが第3Qの決算を発表しました。内容はまちまちでした。

売上高(9ヶ月)は、1227億ドルで、前年同期比3.3%増加しました。

営業利益(同)は、199億ドルで、同6.7%増加しました。

純利益は(同)、148億ドルで、同38.4%増加しました。

希薄化後の1株利益(同)は、2.19ドルで、前年同期1.69ドルから29.6%増加しました。

部門別売上高は下グラフのようになりました。
コミュニケーション部門は86%と最大で、そのなかにはモビリティ事業、エンターテインメント事業、法人事業が含まれます。
買収したワーナーメディア部門は8%でした。ターナーやワーナーブラザーズが含まれます。
AT&T部門別売上高構成(2018 3Q)


貸借対照表を見ると、キャッシュ残高が大幅に減少しました。2017年12月の504億ドルに対して、2018年9月には86億ドルでした。タイムワーナー買収によるキャッシュ流出だと推察されます。

営業キャッシュフローは、315億ドルでしたので、これを売上高で割る営業キャッシュフローマージンは28.6%となりました。
一方で、買収案件によりキャッシュは流出し、投資活動のキャッシュフローは大幅に増加したため、フリーキャッシュフローは-284億ドルでした。

新規契約者数から解約者数を差し引いた純増減数(9ヶ月)は、ワイヤレス事業で1126万人で32.1%増加しました。
ケーブルテレビ事業で4.1万人の解約超過でしたが、前年同期の54.7万人に比べて、解約超過幅は減少しました。
ブロードバンド事業では、2.7万人増加しましたが、前年同期比75.5%減少しました。


決算発表を受けて24日の株価は8.08%の急落となり、さらに翌日は一時30ドルを割り込みました。配当利回りは6%台半ばまで上昇しています。
【AT&T 直近6ヵ月の株価チャート】
【T】6ヵ月チャート(10月26日)


また株価は直近5年間でも最安値圏にあります。
今回のタイムワーナー買収の業績への寄与が限定的で、キャッシュ流出も大きいことから、投資家に悲観的な見方が広がっています。
とはいえ、株価の推移をあまり気にしなくてよい高配当・連続増配株投資を実践するには、仕込みの時期かもしれません。