こんにちは。時短父さんです。

いつもお金の話ばかりで、すみません。でも投資に関するブログなので、どうしても必要なんですよね。それにお金好きですし。でも勘違いしないで下さいね。お金は好きですけど、現金として手元にあるお金は、そんなに興味はありません。何故なら目に見えるお金は、それ自体が増えることはほとんどないからです。でも減ることは多く、その速度も早いからです。財布に1万円を入れておいても、1年後に増えていますか?増えていませんよね。むしろ1週間でなくなっている(しかも何に使ったのかもわからず)ことの方が多いのではないでしょうか。

大事なのは目に見えるお金よりも、目に見えないお金です。

今あるお金を増やそうとした時に、現金を財布やタンスに入れておく人はいないと思います。有価証券、金融商品、不動産、貴金属などの資産に交換して、その値上がりを待つか、その資産からの収入を得ることが基本ですよね。つまり手元にあるお金を一度手放し、見えないようにしているのです。金持ち父さんが言う「お金を働かせる」のと同じことです。お金を増やす(可能性のある)資産には、他にもビジネス(アイデア)や特許、著作権、時間などがありますが、それらも目に見える形が存在する訳ではありません。つまり資産すらも普通は目に見えないのです。

これは何もお金を増やす時の話でだけでなくお金が減る時も見えないお金の論理が働いています。

例えば、持ち家です。住宅購入時は、新しい生活が始まる期待に胸を膨らませて、またちょっと見栄を張って、契約書にサインします(実際そうでした…)。契約書の額面通りの金額しか払わないのかといったら、大間違いです。毎年の固定資産税、都市計画税に始まり、毎月の住宅ローン(特に利息)の支払い、場合によっては修繕積立金や管理費、駐車場代などが発生します。新築の家に見合った家具や電化製品を購入したくなります。住宅購入時には見えなかったお金が、現実のお金を減らしていくのです。※時短父さんは持ち家がダメだと言っているわけではありません。家族が集う場所としての重要性は普遍です。

 

お金をコントロールすることが大切だ、と良く言います。これまでの議論を踏まえると、財布のなかの現金の使い道(何を買うか)を決めることは、お金をコントロールするとは言えません。むしろ見えないお金のフローを把握して、財布にいくら入れるかを決めることが、お金をコントロールすることだと言えるのではないでしょうか。

お金を少しでも残しておきたいのなら、そしてお金を少しでも増やしたいのなら、見えないお金が持つ力とその働きを理解する必要があるのです。

それでも、やはりあなたは今見えているお金の方が大事ですか?

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