「よ~く考えよ~。お金は大事だよ~。」一昔前に大手保険会社アフラックのテレビコマーシャルで、確か愛くるしい猫が歌っていたフレーズです。

こんにちは。時短父さんです。先ほどの保険会社のフレーズは、怪我や病気に備えてお金を用意しておきましょう。手元にお金がなくても、保険でカバーできますよ。というものでした。確かにお金は大事です。お金があれば、大抵のことはできますし、人生において選択肢が増えます。しかし、お金の使い方を間違えると、人はお金の奴隷に成り下がってしまいます。お金がないこと(なくなるかもしれないこと)に恐怖を感じ、恐怖を消そうと一生懸命に働くことになります。金持ち父さんが言うところの「ラットレース」にはまってしまうわけです。経済的に自由になりたかったら、お金と向き合い、その使い道を真剣に考える必要があります。そして使った後の結果もしっかり予期しておくことが大切です。

時短父さんが考えるお金の使い道をランキングで示します。

1位 資産を買う

資産を買うと現金は減りますが、資産が残ります。ここでいう資産とは、家賃収入をもたらす不動産や配当・利息をもたらす有価証券、またはビジネスなどのことを言います。買ったものそのものの価値が上がるか、それ自体がキャッシュを生むものです。経済的な自由を手にするためには、一番必要なお金の使い道です。

2位 預貯金する

預貯金することは、経済的に安定した生活を送る上で大切な習慣です。預貯金があれば安心するという気持ちはよくわかります。しかし、低金利かつインフレが予想されるこの時代、銀行口座に現金を置いておくだけでは実質的に損をしていることも認識する必要があります。

3位 負債を返済する

負債を返済すると、現金と負債残高は減りますが、ほかは何も残らないか、価値が下がったものが残ります。住宅ローンを100万円繰り上げ返済した場合、現金は100万円手元から離れると同時に住宅ローン残高も100万円減ります。持ち家は残りますが、一度住んだ家の価値は大抵の場合、買った時よりも下がっています。また持ち家は、仮にローンを完済した後も修繕や固定資産税が掛かり、費用がゼロになることはありません。借金があると精神的に嫌だという方にとっては、負債の返済は優先的に取り組んでもよいでしょう。その代わりに、経済的な自由を手にする日が遠のくことを覚えておく必要があります。

4位 消費する

消費すると、一時の満足は得られますが、負債の返済と同様に何も残らないか、ガラクタしか残りません。生活に必要な買い物まで否定するつもりはありませんが、勢いだけでする買い物は後悔の方が大きくなることもまた事実です。

5位 負債を買う

現金は減り、負債が増えます。前述の14位は、経済的な自由を手にするため、もしくは生活にちょっとした楽しみを加えるために必要なお金の使い道なので、許容できます。しかし、負債を買うことは、少なくとも今の時短父さんには考えられません。例えば今より大きい新車に買い換えること。大きい新車に乗れば、初めは気分は良いし、今よりは多少快適でしょう。しかし、車の大きさに比例するようにガソリン消費量は増え、自動車税は増額、車検費用や自動車保険料、タイヤ履き替えの料金などは上がります。新車のパンフレットには負債(将来払わなければならない費用)の額までは掲載されていません。

 

お金の使い道を5つ提示しましたが、あくまで個人的な考えです。時短父さんも、株式投資をする一方で、住宅ローンは残っていますし、車も持っていますし、時々は旅行や買い物もします(これ以上負債は増やしたくはないですが)。どれか一つに偏ることもリスクがありますから、バランスが取れていると良いです。

要は、それぞれのお金の使い道を選ぶ際に、そのメリットとデメリットをしっかり考えて行動することが大事なのだと思いますよ

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