こんにちは。時短父さんです。

8月10日に、中小企業向けに電話機・OA機器の販売などを手掛けるエフティグループの1Q決算 が発表されました。内容は非常に良かったです。

 

売上高は 、前年同期比17.1%増の10,985百万円 でした。

営業利益は、前年同期比181.9 %増の1,555百万円でした。 

当期利益は、259.5 %増の1,005百万円でした。

これによりEPSは30.25円となりました。
【2763】エフティグループ1Q事業別売上

事業別に見ると、主力の法人事業では増収増益、コンシューマ事業では減収増益となりました。注目すべきは、営業利益率の改善です。法人事業では、15.7%(前年同期8.7%)、コンシューマ事業では12.0%(前年同期2.5%)でした。両事業において「コストコントロールと営業生産性の向上効果」が発揮されたとものと言えます。
事業別の売上シェアは下グラフの通りです。

法人事業での増収要因としは、情報通信サービスの売り上げが大幅に伸びたことが挙げられます。コンシューマ事業は減収でしたが、蓄電池の販売が好調で、売り上げを下支えしたようです。
2763エフティグループチャート

2018年4月頃までは株価の低迷が続いていたため、割安感がありました。時短父さんは2017年10月と2018年4月に100株ずつ購入しており、平均取得価額に対する配当利回りは4.36%でした。2018年3月期の2円増配(42円)の発表を受けて、その利回りは4.58%に上昇しました。また2019年3月期の増配予想(47円)発表の5月以降、株価は右肩上がりを続けてきました。今回の決算でも大幅な増収増益となりましたので、一段と上げています。現在の予想配当利回りは2.79%となっていますので、少し魅力が薄れてきた感があります。

同社は、株主還元にも積極的です。配当性向は50%を目標にしており、2014年からの増配も続いています。また自己株式の取得も実施しており、一株あたり利益(EPS)の向上に寄与しています。

時短父さんの投資ルールに基づくと、次に同社を買い付けるのは来年以降になりますので、現在の高値掴みはしなくて済みそうです。株価上昇は嬉しい反面、もう少し見放されてほしいという気持ちもあります。経営陣には今後も連続増配は維持していってもらいたいものです。


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