こんにちは。時短父さんです。

金融庁が「貯蓄から投資へ」と世間を誘導するようになって久しいです。貯金そのものに一程度の価値はあるものの、それ自身は価値を生み出しません。ですから、投資をして世の中にお金を回して、新しい価値を生み出しましょう、ということなのだと思います。

しかし、時短父さんは貯金に励むことも悪いことばかりではないと思っています。

と、その前に言葉の定義をおさらいしておきましょう。

 ・貯金、預金・・・銀行やゆうちょ銀行などに現金を貯めておくこと、貯めたお金のこと

 ・貯蓄・・・金融資産の総称で、貯金の他、生命保険や債券、株式などを含む

つまり厳密に言えば、金融庁の標語は二重語であって、言いたいこととしては「預貯金から投資(または貯蓄)」ということになりそうです。

 

ここでは、価値を生み出さない「貯金」についてお話します。

話を戻しますが、時短父さんは、貯金に励むことも悪いことばかりではないと思っている理由を以下に書きます。

貯金は社会資本の原資

貯金は社会資本の原資だから、というのが理由の一つです。これは、貯金を社会レベルで見た場合です。

普通、何か事業を始めよう(起業しよう)とする時、資金が必要になります。自己資金で全て賄うことができない場合は、銀行などの金融機関から融資を受けます。その融資ができるお金は、個人や団体が金融機関に預けている預金(貯金)から来ています。個人がせっせと貯めたお金で、銀行は資金を必要としている企業に融資し、そのお金を元手に企業は新しい製品の開発やサービスの提供といった価値を生み出しているのです。

貯金できる習慣は健全

個人レベルでいえば、消費より貯金を優先できる習慣を身に着けていることは、お金の面で健全な生活ができていると言えます。給料などの収入の範囲内で生活しているとも言えます。お金の面で他人に頼らない(借金せず)で生活することは、経済的自立への最初の一歩だと思います。貯金できるということは、現在の満足よりも、将来の(実現し得る)満足を優先させられるということでもあります。

投資を始め易い

個人レベルの理由はもう一つあります。それは、何か投資を始めようとした時に、今その貯金できている分を別の金融商品(債権や株式など)に置き換えるだけでよいからです。さらに貯金できてれば、そもそもの元手が大きいというのも理由です。元手が大きければ、その分リターンも大きくなります(もちろんリスクも大きくなりますが)。

 

例の金融庁の標語が流布されてから、「投資」「資産形成」が頻繁に言われるようになりましたが、基本は貯金だと思います。貯金する習慣ができていない人にとって、「投資」「資産形成」は理解不能な言語です。

誤解があってはいけませんので書きますが、時短父さんは貯金だけしていればよいと言っているのではありませんからね。生活の基本は収入の範囲内でやりくりする(貯金する)こと、貯金も世の中の役に立っていることを言っているのです。ただこれからは、投資や資産形成の方が貯金より重要になってくると思いますよ。

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