こんにちは。時短父さんです。
日本たばこ産業(以下JT)が2018年12月期の中間決算を発表しました。内容はまちまちでした。
売上高は、前年同期比2.9%増の10,753億円でした。
営業収益は、前年同期比3.5%減の3,023億円でした。
当期利益も前年同期比4.2%減の2,161円億円となりました。
これによって基本的なEPSも減少して、120.64円となりました。
通期見通しは、為替レートの見直しや償却費の追加計上を行う影響で、200億円の減収と下方修正しています。
さてここ数カ月の世の中の動きとしては、国会では飲食店での喫煙を規制する健康増進法が改正されました。また東京都は屋内での喫煙を罰則付きで規制する条例を制定しており、たばこ業界を巡る状況は日に日に厳しさを増しています。実際に国内たばこ事業の販売量は前年同期比で13.8%の減少、売上収益でも7.5%の減少となっています。
昨今話題の加熱式たばこの販売では、7月からプルームテックの販売を全国で開始し、日本市場で先行するフィリップモリスのアイコスを追い上げようとしています。とはいえ、RRP製品(喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品)のシェアでは20%に過ぎません。

事業別売上シェアと海外地域別の売上シェアのグラフでもわかるように、JTは買収を繰り返し、海外での売上比率を高めており、リスクは分散されていると思います。直近では、買収を通じてロシアでの市場シェア1位を確立しています。
業界としての成長はあまり見込めませんが、たばこという中毒性のある商品は継続的にキャッシュフローを生んでくれます。中間決算は減収とはいえ、それでも営業利益率は30%ですからね。予想配当利回り(約4.8%)やPER(15倍前後)などの指標を見ても、JTに投資を検討する価値はありそうです。
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