こんにちは。時短父さんです。

子供を育てていると中長期的に考えなくてはいけないのが、教育費についてです。教育費といっても、「学校内でかかるお金」と「学校外でかかるお金」に大別できます。この教育費、子供が生まれたばかりの頃はほとんど掛かりませんが、年齢に比例して上がっていく傾向にあります。幼稚園から大学まで全て公立なら教育費の合計は746万円、全て私立(大学私立文系)なら2063万円となるというデータもあります(※子育てマネーアドバイザー HPより)。子供により良い教育をと願うのは親の心情です。しかし過剰な教育費は家計を圧迫して、将来本当に必要なものにお金を掛けられなくなる恐れがあります。今回は、そんな教育費について考えてみたいと思います。

教育は子供への投資

教育は子供への投資です。将来子供が自立して生きていく、もしくは経済的に豊かになるための投資であるべきです。多くの親は、より良い教育を子供に受けさせ、より良い大学に進学させ、より良い会社に就職させることが仕事だと思っています。通信教育ベネッセの調査によると、幼児期の習い事は学年が上がるにつれて複数やらせている傾向がわかります。年齢があがるに従って、子供本人の意思も対象影響はあるのでしょうが、関西大学が学生に大学に進学した理由を聞いたところ、回答者の約68%が「大学卒の学歴がほしいから」という理由でした。多くがより良い会社に就職することを目的としているようです。そういう意味では、無事に就職できれば教育に掛けた費用は、ただの経費ではなく、相対的に高い給料や年収といったリターンの見込める投資と言えそうです。

現在の学校教育では不十分

しかしながら、現在の学校教育は本当の意味での教育ではありません。受験に代表されるように、知識の詰め込み型の勉強を強いられ、多くのことを知ってさえいれば優遇されるような制度です。その学校で覚えた知識は、就職するとほとんど活用されることはありません。大学などの専門的な学校においては、就職先で活かせるようなスキルを身に着けさせますが、これが本当の教育だというのは誤解です。結局、大学を出て就職しても、その会社からの給料に頼って(依存して)生活していくわけですから、経済的に自立しているとは言い難いのです。

ファイナンシャル教育

学校教育は、学問的な知識と職業的な技術を身に着けさせる場ですが、これらばかりに投資していては子供の自立といった点で不十分です。時短父さんは、教育費の一部をファイナンシャル教育に充てるべきだと考えています。ファイナンシャルリテラシーを身に着け、将来本当の意味で自立できる(会社に依存しない)人間に育ってもらいたいと思うからです。具体的には、投資を実際にやってみるのが一番効果的でしょう。配当や利子、家賃収入など不労所得を得ることを覚えることができれば、経済的にも自立することができるでしょう。ボードゲームの『モノポリー』や『キャッシュフロー』を買って、子供と一緒にやってみるのも良いかもしれません。

 

現在の学校教育も重要です。しかし、それだけでは不十分だとも感じています。ファイナンシャル教育に、教育費の一部を充てあげれば、子供がより自立した人生を送れるだろうと信じています。

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