こんにちは。時短父さんです。
労働は必要悪だと考えています。時短父さん含めて、一般のサラリーマンは毎日の生活を維持させるために、自分の体と時間を資本として企業に提供しています。その見返りに給料を受け取るわけです。当たり前のことですが、仕事をして給料をもらうことは、簡単なことではありません。好きなことばかりが仕事でできるわけではないし、汗もかけば、顧客に頭を下げなければならないこともあるでしょう。
時短父さんが労働は必要悪だと思う理由を説明します。
悪だと思う理由
まず、労働者は生活を維持するお金のために働きます。お金のために働くと、常にお金がないと不安になります。お金があれば使ってしまい、結局またお金のために働くことになります。本来なら、お金を自分のために働かさなければならないのです。しかし多くの人にとって、手っ取り早く収入を得る手段が労働なので、お金のために働く人はなくならないでしょう。
二つ目は、税金です。労働の対価(給与所得)に掛かる税金は酷く高く、現在の税制では、働けば働くほど納めなければならない税金が増えていきます(累進課税)。一体何の為に体を酷使しているのかわからなくなります。同じ額を税金として払うなら、働かないで得たお金で払いたいものです。
最後に、労働はリターンが少ない点です。経済学者トマ・ピケティの著『21世紀の資本』によると、過去200年以上の資本収益率は平均5%程度ですが、経済成長率は1~2%の範囲に収まっているそうです。つまり資産によって得られる富の方が、労働によって得られる富よりも早く蓄積されるわけです。労働ばかりしていても、資本家側との格差は広がる一方ということですね。
必要だとも思う理由
時短父さんは労働を完全には否定していません。悪である側面がある一方、必要だなと思う側面もあるからです。
その理由の一つは、企業は労働者なしには成り立たないということです。企業には様々なステークホルダーがおり、そのうちの重要な要素の一つが従業員(労働者)です。資本家・株主は資金を出し、経営者は資金を事業に振り分け、従業員はモノやサービスを生産し、それらを消費者が購入します。つまり、企業が利益を上げて事業を継続させていくには、労働者の存在は欠かせないのです。
次に、お金のために働こうとするから労働は悪だと考えるのなら、投資資金を稼ぐための手段だと考えればいいと思います。近い将来投資による収入(不労所得)によって生活できるようなる、つまり経済的に自由になれると思えば、仕事上の苦労も乗り越えられますし、今はまだ労働も必要だなと思えるようになります。
個人的には早く労働者の立場を脱して、可能なら資本家の立場にいたいです。そのために時短父さんが今できることは、株式投資であり、ブログの執筆です。これらが少しずつ実を結び、大きな果実となることを願っています。

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