こんにちは。時短父さんです。
『金持ち父さん 貧乏父さん』のシリーズでは、いくつもの教えや名言が出てきます。そのうちの一つに「まずは自分に支払う」というものがあります。時短父さんは、この「まずは自分に支払う」ということがお金持ちになるための重要な要素だと考えています。
本書では、お金持ちになる、経済的な自由を手に入れる過程において、精神的な面や習慣上での障害を5つ紹介するなかで、この言葉が出てきます。
子ども時代のロバートが、友人マイクの父(金持ち父さん)とのやり取りで、ロバートの実際のお父さん(貧乏父さん)がいつもお金に困っている最大の理由は、請求書の支払を済ませた後に残ったお金がほとんどないことだと、言っています。
一般のご家庭でも状況は似たりよったりではないでしょうか?一般的に、住宅ローンやクレジットカードの引き落とし、水道光熱費の支払い、教育費の支払いは、ほぼ毎月発生します。頻度は少ないものの自動車税、固定資産税などの支払いもありますよね。給料が入ると、確実にそのような税金や費用のための支払(=政府や銀行など他人への支払い)が優先されて、口座からお金がどんどん消えていきます。そんな中で、手元にお金が残る方が難しいのかもしれません。
金持ち父さんは「たとえお金が足りなくても自分自身への支払をまずする。自分の資産の欄は政府よりもずっと大事だからね」と言います。何故そうするのでしょうか?
それは「原動力を得るため」だと言い、こう続けます。「自分に対してまず支払をしたとすると、(中略)支払をしなければならないというプレッシャーが強くて、何とか新たな収入の道を見つけようとがんばることになる。(中略)余分な仕事をしたり、新しい会社を興したり、株の売買を始めたりするようになる。(中略)そのプレッシャーのおかげで私は一生懸命働くようになり、必至で考えるようになった」と。
この考え方は、何もそんなに難しいことを言っているわけではありません。自分に支払うとは、貯蓄や投資、自身のビジネススキルを上げることです。まとめると、下記のようなことになるでしょうか。

貧乏父さんタイプ・・・「給料-支払=貯蓄・投資」

金持ち父さんタイプ・・・「給料-貯蓄・投資=支払」
貯蓄術などを紹介するサイトでもよく見る考え方です。

前者は、各種支払が終わって、残った分で貯蓄・投資をしようとするから、額が少なかったり、そもそも残っていなかったりするわけです。一方、後者では貯蓄・投資に回すお金を先に確保しています。残ったお金で支払を行っています。肝だと思うのは、先に貯蓄・投資分を確保しておくことで、給料だけだった収入に利子や配当といった不労所得が加わることです。加わった利子・配当が収入を押し上げ、貯蓄・投資に回すお金を増やすことができるのです。式で表すと、「(給料+利子・配当)-貯蓄・投資=支払」となるでしょうか。

時短父さんの場合は、給料を受け取ると下記の(順番で)行動しています。

    給与天引きで持株会への積立投資分が控除されている⇒手にできないお金!

    証券口座へ入金し、毎月投資する⇒予め入金額・投資額を決めておくと機械的にできます

    教育資金を子供名義の口座に移す

    残った分で食費や生活費を確保し、住宅ローンなどの各種支払分が引き落とされる

 

金持ち父さんは、何とか新しい収入の道を見つけようと一生懸命になりました。時短父さんも株式投資による配当収入という新たな道を見つけました。今後収入に対する貢献度が増えていくことを期待しています。さらに、まだ始めたばかりですが、ブログを書き続けることで、これも新たな収入源になる可能性があります。まずは記事を書くスキルを上げて、皆さんに継続的に読んでいただけるように努力していこうと思います。

時短父さんは、「まずは自分に支払う」を実践して良かったと思っています。自分にプレッシャーをかけ、それをうまく原動力に換えられました。皆さんも貧乏父さんタイプであるなら、まずは自分に支払ってみて下さい。きっと見えてくる世界が変わっていきますよ。


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