こんにちは。時短父さんです。

投資資金の捻出は、「収入を増やし、支出を減らし、運用で増やす」。これら3点を同時並行で進められるかが鍵となります。読者の皆さんのなかには、時短父さんが時短勤務で収入は少ないはずなのに、住宅ローンの返済や株式投資もしており、それで家計が回るのかと不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
以下に時短父さんが実践していることを書いてみます。
①ダブルインカムで収入を増やす
 なんと言っても収入を増やすには1人よりは2人で働くに限ります。
時短父さんは短時間勤務で、妻は勤務日数が少ない短日数勤務で、二人とも同じ東証1部企業の正社員です。時短勤務の本給は、フルタイムの72%です。短日数勤務の本給は、同じく45%です。合わせて117%ですので、フルタイム1人分より17%多いわけです。仮に夫フルタイム+妻パートでも同様の効果がありますが、各種手当てや賞与なども考慮すると ダブル正社員が最も効率的(最少努力でのリターン)な働き方だと言えます。
また正社員でかつ時短、短日数勤務であることは、収入面だけでなく、仕事のやりがいを感じることができ、育児との両立を可能にしてくれます。
②贅沢のハードルを下げるが、下げすぎないで支出を減らす 
 時短父さんは、もともと物欲があまりないため、節約は苦ではありません。それに加えて、今では今日の満足よりも、この先得られるだろう多くの満足を望むことができます。将来のリターンを最大にするために、現在多少の我慢は快く受け入れます。
 家族もいるので、時々贅沢をすることもあります。といっても外食はもっぱら回転寿司(寿司は妻の好物)で満足ですし、家族にも満足してもらっています。 過度の節約志向は、ストレスを生み、家計が回っても家族がうまく回らなくなります。適度にストレスを発散させる場を設けることも大切ですね。
③収支を適度に見える化する
 前にも書きましたが、時短父さんの家計簿は資産残高表です。これを使うことで、資産の積みあがりのみを確認しています。厳密に収支を確認するなら、損益計算書タイプがベストです。しかし、これは逆に見え過ぎてしまうという問題もあります。厳密に収支チェックをするとチェックそのものがストレスを生み、またそれを発散のために散財することになりかねません。資産残高表なら細いところは見えません。ざっくりと、でも確実に増えてるな、増やせているな、ということを確認できれば問題ありません。

以上のようにして時短父さんの家庭では家計を回し、投資資金を捻出しています。