こんにちは。時短父さんです。

 投資家にとって重要なのは、資産の最大化でしょうか?キャッシュフローでしょうか?もちろん資産を最大化し、そこからキャッシュフローが生まれる事がベストです。しかし、多くの投資家の関心は、前者ではないでしょうか?相場の上がり下がりに一喜一憂するもしかり、「億り人」という言葉が登場したのもしかりです。

 時短父さんは、キャッシュフローを重視したいと考えています。

 企業を考えてみて下さい。通常、企業の業績が悪化して倒産する場合、損益計算上の損益がマイナス(つまり赤字)なことがあります。しかし、資産はあって、損益がプラス(黒字)の時でも倒産することがあります(黒字倒産)。東京商工リサーチによると、2017年の「倒産企業の赤字企業率は53.7%と半数を超えたが、ほぼ半数は黒字倒産だった」そうです。

 黒字でも倒産する理由は、売上に計上できる売上債権(資産)は多いにもかかわらず、現金を回収できないことにあります。逆に赤字でも倒産しない企業もあり、それは現金を多く持っていたり、資金調達をうまくやっていたりする場合です。つまり、企業を存続させられるかどうかは、売上や資産の大きさではなく、キャッシュの流れ(キャッシュフロー)をコントロールできるかで決まるようです。

 同様に、個人・家計においてもキャッシュフローをコントロールすることがとても重要です。いくら大きな資産(例えば、持ち家)を持っていたとしても、収入の多くを住宅ローンの返済に充てるようだと、そこからキャッシュは流れ出ていくばかりです。下手をすれば、資産が一転して負債に変わります。『金持ち父さん、貧乏父さん』でも、ポケットにお金を入れてくれるものが資産で、ポケットからお金を取っていくものが負債であり、更にキャッシュフローをコンールすることが大切であると幾度となく説いています。

 したがって、時短父さんのような投資家は、キャッシュフローを生む本当の資産を手に入れることが必要です。ロバート・キヨサキ氏は、主に不動産を資産として投資・運用しましたが、時短父さんは株式を資産として投資・運用していきます。株式のなかでも、高配当・連続増配銘柄に投資します。原則バイ&ホールドとし、配当というキャッシュを再投資して資産を増やすことで、キャッシュフローを太くしていこうと思います。