こんにちは。時短父さんです。

世の中、女性の活躍推進や男性の育児参加が叫ばれていますが、時短父さんは時短勤務こそがそれらを実現するより良い方法であると考えています(だから時短父さんなのですが)。今回はパパが時短勤務を取得することについて、考えてみたいと思います。

 

育休にもメリットとデメリットが

メディアではよく育児休業を取得して一定期間育児に専念しているパパ(いわゆるイクメン)を取り上げています。産後の女性の体力的な消耗と、慣れない育児からくる疲労などを考えると、パパが一定期間仕事を休んで、育児に積極的に関わることは重要です。2017年度のパパの育休取得率が5.14%(ママ83.2%)というのは、いくらなんでも低すぎです。時短父さんは、最初の子供が生まれた時に2週間だけですが、育休を取得しました。短い期間でしたので、妻の役に立てかはわかりませんが、育児に専念できた時間は貴重なものだと感じています。

しかし、パパの育休取得にもいくつか問題があります。経済的な問題と本人のキャリアの問題です。原則育休期間中は、会社からの給与はなくなり、育児休業給付金(月給の50%~67%)で生活することになります。その間も家賃などの支払はあるわけですし、これは経済的にかなり厳しいです。

また一定期間会社を休むわけですから、仕事上のキャリアが中断される可能性があります。育休が明けて、職場復帰したら担当業務が変わることもあるかもしれませんし、異動させられるかもしれません。そうならないことを望みますが、そのような不安な心理になることが5.14%という数字に表れていると思います。

 

育休の次は、時短勤務を

そこで、時短勤務の出番です。

そもそも時短勤務とは、3歳未満の子供を養育する従業員のために、(男女問わず)本人の希望により通常の所定労働時間より短い時間で働く勤務形態のことで、企業毎にその就業規則などで定めています。平成24年の改正育児・介護休業法で、従業員100名以下の事業所にも適用されるようになりました。(https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/pdf/ikuji_h23_9.pdf

時短父さんの勤め先では、就業規則により子供が小学校2年生頃まで適用できることになっています。小学校卒業後も適用できるようにしている企業もあるようです。

 

育休取得のデメリットとして、経済的な問題を挙げました。時短勤務での給与については、時短父さんの勤め先では、フルタイム8時間に対して、6時間勤務で72%の支給です。賞与も72%です。家族手当や住宅手当などは100%です。育児休業給付金よりも多く支給されますので、経済的な負担は軽減されます。またパパが時短勤務になれば、ママも職場復帰がしやすくなり、経済的なメリットは大きくなります。

二つ目の問題については、時短でも働き続けることができるため、キャリアの中断という問題は起こりにくくなります。労働時間は少なくなるので、業務量は減るかもしれませんが、時短勤務のメリットを活かすことができます。それは、業務効率化を進めることでもあり、仕事に育児のことを絡めることでもあります。そこで成果を出せば、むしろキャリアアップに繋げることができるのです。

 

実際はどうか

時短勤務を始めて1年が経ちました。

この間仕事と育児、家事を妻と協力してやってきたつもりです。2人目までは大変!という感じではなかったのですが、さすがに3人となると、大人の手が足りませんし、目が届きにくくなります。2人目までにあまり感じなかったのは、育児に関わる時間が相対的に少なったからだけで、妻は大変と感じていたのかもしれません。

現在は、妻が仕事で家を数日空ける時は、時短父さんがすべてを担うわけです。実際に仕事・家事・育児を全て一人でやってみて思うことは、一人で全てを長期間担うのは負担が大きいということです。家事・育児をママに全て託すのには、限界があると感じます。

 また時短勤務をしていて良かったと思うのは、体が楽になる(その分育児で疲れますが)、仕事を効率的に終わらせるよう考える、妻の職場復帰を後押しできる、収入が少なくなるから副収入(投資など)を考える、こうやってブログのネタにできるなどでしょうか。

 

 以上のような理由から、時短父さんはより多くのパパに時短勤務をお勧めします。もちろんそれぞれのご家庭や職場の事情もあることでしょうから、絶対的にこれがよいとは言えませんが、少しでも参考になれば、幸いです。

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